au損保がEvernoteを「武器」にできた理由「紙の山」がなくなれば会社は変われる

2014年7月11、12日に日本科学未来館で開催された「Evernote Days 2014 Tokyo」の中から、au損害保険における「Evernote Business」の導入事例を紹介する。

2014年08月06日 08時00分 公開
[織茂洋介,TechTargetジャパン]

 あらゆる情報をクラウドに蓄積し、好きなときに取り出して活用するための情報整理ツール「Evernote」。クライアントPCだけでなくスマートフォン、タブレットなどからも使える“クラウドメモ帳”として、あるいはお気に入りWebページのクリッピングや画像の保管ツールとして活用している人もいるだろう。

 今や世界で1億人のユーザーを擁するEvernote。これをベースに、ビジネスの現場で使いやすいように機能強化したのが「Evernote Business」だ。デジタルに強い若者のライフハックツールといったイメージもあるEvernoteだが、こちらの法人向けサービスも既に世界で1万2000社以上が導入。日本においても中堅・中小企業を中心に利用が広がっている。

おわびと訂正(2014年8月6日)

上記記載について誤りがありました。おわびするとともに、以下の通り訂正させていただきます。なお、本文は修正後の文に差し替え済みです。

(訂正前)

 今や世界で5000万人のユーザーを擁するEvernote。これをベースに、ビジネスの現場で使いやすいように機能強化したのが「Evernote Business」だ。デジタルに強い若者のライフハックツールといったイメージもあるEvernoteだが、こちらの法人向けサービスも既に世界で1万4000社以上が導入。日本においても中堅・中小企業を中心に利用が広がっている。

(訂正後)

 今や世界で1億人以上のユーザーを擁するEvernote。これをベースに、ビジネスの現場で使いやすいように機能強化したのが「Evernote Business」だ。デジタルに強い若者のライフハックツールといったイメージもあるEvernoteだが、こちらの法人向けサービスも既に世界で1万2000社以上が導入。日本においても中堅・中小企業を中心に利用が広がっている。


 Evernoteが2014年7月に開催したイベント「Evernote Days 2014 Tokyo」では、金融業界におけるEvernote Business導入企業としてau損害保険が登壇。同社専務取締役の柳 保幸氏が導入の経緯や効果について語った。

きっかけは「紙嫌い」

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