ベンダー任せにしない “自治体クラウド先駆者”の足立区が最新技術でVDIを構築Nutanixを採用した自治体

東京都足立区が基幹業務向けVDIをNutanixのハイパーコンパージドシステムで構築した。足立区はベンダー依存から脱却し、自らが主体となってシステム基盤や業務アプリケーションの刷新を進めている。

2015年03月25日 12時00分 公開
[石田 己津人]
足立区 CIO補佐監 浦山清治氏

 東京都足立区は人口70万の巨大地区ながら、行政業務を支えるシステム基盤を全面的にプライベートクラウド化し、デスクトップおよび業務アプリケーションをプライベートクラウドに移行させている。基幹業務向けVDI(仮想デスクトップ基盤)も最新のハイパーコンパージドシステムで構築した。足立区 CIO補佐監、浦山清治氏が、2015年2月19日に米Nutanixによって開催された「ハイパーコンバージド・インフラストラクチャー セミナー」で行った講演および配布資料を基に、足立区が推進するクラウドの全貌を紹介する。

 足立区は2009年、民間出身の浦山氏をCIO補佐監として迎えて以降、ベンダー依存から脱却し、自らが主体となってシステム基盤や業務アプリケーションの刷新を進めている。

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