タブレットユーザーが知りたい機能をチェック
徹底レビュー: iPadユーザーも二度見する「Android 6.0」、“microSD内蔵ストレージ化”がすごい(1/2 ページ)
米Googleの「Android 6.0」は、今までのAndroidユーザーが抱えていた不便さを解消すべく、機能の追加や使い勝手の改善が施されている。主要な強化点を見ていこう。
ラッキーな一部のユーザーは、米Googleの最新モバイルOS「Android 6.0 Marshmallow」(以下、Android 6.0)が利用できるようになっている。本稿では、Android 6.0をテスト用端末にインストールして、その性能を検証した。
Android 6.0は大幅に変更されている。本稿ではその中でもタブレットユーザーにとって重要度が高い変更にスポットを当てた。
併せて読みたいお薦め記事
Android vs. iOS
- Androidデバイスが「iPhone」「iPad」にまだまだ勝てない“2つの理由”
- Androidが「iPhoneより危険」といわれ続ける不名誉な理由
- 「iPhone」と「Androidスマートフォン」に騒ぐほどの違いはあるのか?
Android端末徹底レビュー
拡張可能なストレージ
microSDカードを内蔵ストレージのように扱えるようになったことが、Android 6.0の最大の変更点かつ改善点であることは間違いない。例えば、16GバイトのAndroid 6.0タブレットを購入したユーザーは、64GバイトのmicroSDカードを追加することで、実質的に80Gバイトの内蔵ストレージを使用できるようになる。
microSDカードを挿入すると、ユーザーはmicroSDカードをポータブルストレージとして扱うか、内蔵ストレージとして扱うかを選べる。ポータブルストレージを選択すると、microSDカードはこれまでのAndroidと同じように動作する。つまり、ファイルとフォルダを保持したままいつでも取り外しできる。
内蔵ストレージを選択すると、Android 6.0はmicroSDカードを再フォーマットして暗号化する。その後、それまで端末の内蔵ストレージに保存していたデータの一部をmicroSDカードに移動する。それ以降、空き容量が多い場所に新しいアプリとファイルを自動的に保存するようになる。
microSDカードを内蔵ストレージ化するデメリットは、複数のmicroSDカードを簡単に交換できた日々に終わりを告げなければならないことだ。少なくとも、Android 6.0の拡張可能なストレージを使用するユーザーは、そのようなことができなくなる。取り込んだmicroSDカードを取り外すと、その影響はすぐに現れる。最悪の場合はタブレットが動作しなくなり、良くても頻繁にクラッシュするようになる。
内蔵ストレージの少ないタブレットやスマートフォンを購入して後悔した経験があるユーザーにとって、このストレージ拡張機能は非常に重宝するだろう。
Now on Tap
Android 6.0の機能「Now on Tap」の目的は、ユーザーが現在見ている対象に関する追加情報へ簡単にアクセスできるようにすることだ。例えば、映画『スター・ウォーズ』に関するニュース記事を読んでいるときにNow on Tapを使用すると、関連する他のニュースと画像へのリンクを引き出すことができる。具体的には、スター・ウォーズシリーズや間もなく公開される『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』、同作品監督のJ・J・エイブラムス氏などのニュースや画像だ。また、特定の歌やアーティストのさらに詳しい情報を入手することもできる。
Now on Tapには、ホームボタンを押し続けるだけで簡単にアクセスできる。この操作によって、追加情報へのリンクを掲載するカードが表示される。
Now on Tapは、ユーザーの見ている対象が明確な場合、実に適切に機能する。だが完璧には程遠い。例えば、レストランについて何げなく触れているニュース記事に対してNow on Tapを使用したとしても、必ずしもそのレストランに関する詳しい情報へのリンクが表示されるとは限らない。
またNow on Tapは、Googleの音声制御機能「OK Google」と組み合わせて使用できる。例えば、地元のレストランのカードが開いているときに、「OK Google、そこに行くまでに車でどれくらいかかる?」と話しかけると、道順を表示する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
新着ホワイトペーパー PR
-
事例
[株式会社マクニカ] アイカ工業に学ぶ脆弱性対策 情シスが把握できずにいたアセットも正確に把握 -
製品資料
[株式会社マクニカ] 「脆弱性総まとめ」解説 被害事例から考える必須の対策ポイント -
製品資料
[Splunk Services Japan合同会社] サイバー脅威「トップ50」完全解説ガイド、新たな攻撃手法に対抗するには -
製品資料
[株式会社うるる] 「入札市場」完全ガイドブック:メリットから資格取得のポイントまで -
市場調査・トレンド
[株式会社うるる] はじめての「自治体/官公庁入札」 必要な知識がすぐに学べる入門ガイド
こんなメディアも見られています
TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
ベンダーコンテンツ PR
From Informa TechTarget
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
100億円の「Linux更新」を回避 みずほ銀行が選んだ“おきて破り”のRHEL延命策
-
2
Oracle巨大ITプロジェクトはなぜつまずいたのか 8年で導入1割、追加で170億ドル
-
3
Microsoft製品でここまで自動化できる 情シスがやめられる手作業10選
-
4
ISMSの“コンサル丸投げ”が招く数千万円の無駄 NTTドコモビジネスの脱出劇
-
5
「VMware離れ」は本当か 3000社がVCF 9にかじを切った現実的な理由
-
6
「Microsoft 365」が乗っ取られる 跡形もなくMFAを破る手口
-
7
「AI活用を前提とした業務PCへの移行」に関するアンケート
-
8
AI全部入り「Microsoft 365 E7」に企業が二の足を踏む訳 移行意向はわずか4%
-
9
「技術屋」で終わらないために 情シスが今取るべき認定資格5選
-
10
Netflixのバックエンドは「ほぼJava」 3000超のアプリを支える開発基盤の裏側
ホワイトペーパーランキング PR
-
1
AIエージェントで多様な日常業務を効率化するための入門ガイド
-
2
AIが「わざわざ使うツール」になっていない? 業務で自然に使う導線にする秘訣
-
3
5回聞くだけじゃ足りない? トヨタ式「なぜなぜ分析」の正しい実践方法
-
4
JR西日本ITソリューションズが「監視業務の属人化」を解消した方法とは?
-
5
「脱Excel」か「Excel快適化」か? 現場にやさしい業務改善の進め方
-
6
インシデント対応工数を約3割削減、東京ガスの事例に学ぶ監視体制刷新のコツ
-
7
PostgreSQLの「機能」「性能」「運用」「拡張性」に関する悩みの解消法
-
8
5分で分かる「セキュア大容量ファイル転送サービス」の機能とメリット
-
9
Macの安全神話は崩壊? 最新の脅威動向から見えた攻撃のトレンドと有効な対策
-
10
情報セキュリティ対策早分かりガイド:25の自社診断で弱点と解決策を理解
TechTargetジャパン SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
TechTargetジャパンをフォロー