2016年07月08日 12時00分 UPDATE
特集/連載

フラッシュストレージの価値を正しく評価するSSDユーザーが“脱HDD”をして実感する6つのメリット (1/2)

SSDをはじめとするフラッシュストレージの価値を数値化することは難しい。だが導入によって得られるメリットは明確だ。主要な6つのメリットを示そう。

[Randy Kerns,TechTarget]
フラッシュストレージ HDDと比べたフラッシュストレージのメリットとは

 SSD(ソリッドステートドライブ)をはじめとするフラッシュメモリベースのストレージドライブ(以下、フラッシュストレージ)には、価値評価のための適切な尺度がないという難点がある。フラッシュストレージはHDDと比べ、データを保存し取り出す能力を飛躍的に向上させる。だが電気機械装置であるHDDからデータへアクセスする場合と比べて、フラッシュストレージを使用する場合の価値を数値化することは難しい。

 業界では評価基準としてデータ保存コストを使用することが多い。この基準にはアクセス時間や寿命といった、より重要な特性は反映されない。データ保存コストはGB当たりのコストで表すが、この数字は誤解を招きかねず、経済的な価値を正しく示すものではない。データ保存コストがデータストレージの唯一の評価基準だとすれば、最も安価なメディアである磁気テープを全てのオペレーションに使えばいい、ということになる。

 全ての容量をフラッシュメモリで賄う「オールフラッシュストレージシステム」の評価基準として、IOPS(1秒間に処理できるI/O数)当たりのコストを採用するベンダーもある。だがこれはストレージシステム全体の数値であり、フラッシュストレージの価値を表すものではない。

 ストレージシステムで実行できるI/O処理の数は、何千台ものHDDで「ショートストローキング」という並列処理手法を取ることでも増大できる。またIOPS当たりのコストには、I/Oのレスポンスタイムの増加は直接反映されない。アプリケーションを高速化し、より多くの処理を実行する上で、レスポンスタイムは最も重要な基準だ。

 ではフラッシュストレージの価値は、どう評価するのがベストなのだろうか。実際、それは場合によりけりだ。

フラッシュストレージ6つのメリット

       1|2 次のページへ

この記事を読んだ人にお薦めの関連記事

注目テーマ

ITmedia マーケティング新着記事

news065.jpg

サイバー・バズ がインフルエンサーコマース事業を開始
サイバー・バズは、SNSで影響力を持つ人気のインフルエンサーが愛用品やおすすめ商品をピ...

news128.jpg

トライバルメディアハウスがPinterestと協働プロジェクトを開始
トライバルメディアハウスは、ピンタレスト・ジャパンと協働でプロジェクトを進めること...

news109.jpg

「リードが足りない」の解消へ、toBeマーケティングとWEICが「MAPlus NIKITA」を提供
toBeマーケティングとWEICは、戦略的業務提携を行い、MA運用におけるリード数不足を解決...