2016年12月20日 12時00分 UPDATE
特集/連載

仮想環境でも高品位描画が当たり前の時代に仮想デスクトップ管理者のための「vGPUテクノロジー入門」

グラフィックス処理の負荷が高いアプリケーションを仮想デスクトップ上で動かすユーザーが増えている。IT担当者は、NVIDIAが提供している製品など、vGPUオプションについて学んでおくべきだろう。

[Eddie Lockhart,TechTarget]
NVIDIAのTesla M6はブレードサーバ向けに最適化したGPU アクセラレーターだ

 以前に比べて高度なグラフィックス処理を必要とするアプリケーションが増えている。それは仮想環境でも同様だ。そのため、VDIの管理者は仮想GPUテクノロジーのメリットを生かす方法を理解しておかなければならない。

 仮想グラフィックスプロセッシングユニット(vGPU)は新しい概念ではない。NVIDIAのvGPUは2012年に登場している。vGPUは、グラフィックス負荷の高いアプリケーションを操作する仮想デスクトップユーザーのために、複雑なグラフィックスをレンダリングするテクノロジーだ。負荷の高いアプリケーションとしては、Autodeskの「AutoCAD」やAdobe Systemsの「Photoshop」などがある。vGPUにより、全てのグラフィックス処理はユーザーのデバイスではなく、VMホストサーバ上で実行することになる。デバイスは、サーバが配信するストリームをデコードするだけだ。

 NVIDIAで上級事業開発マネジャーを務めるジェフ・スポーン氏によると、NVIDIAのvGPUが誕生したきっかけはオフィスの定義が変わったことだという。ユーザーは場所を選ばずに仕事ができるようになった。そうなると、IT担当者にとっては、グラフィックス処理の負荷が高いアプリケーションであっても、ユーザーが必要とする全ての場所に配信しなければならない。2016年11月にあった「VMware User Group UserCon」のセッションで示したNVIDIAのvGPU製品に関する詳しい情報には、ハードウェアコンポーネントやソフトウェアコンポーネントも含まれていた。

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