2016年06月29日 12時00分 UPDATE
特集/連載

NVIDIA、AMD、Intelが三つどもえの戦い今更聞けない「GPU仮想化」の真実、なぜ価格破壊が止まらないのか? (1/2)

複雑なグラフィック処理が必要な仮想デスクトップユーザーに役立つ「GPU仮想化」。ベンダー間の競争激化を背景に、その導入のハードルが急速に下がりつつある。

[Gabe Knuth,TechTarget]

関連キーワード

Intel(インテル) | AMD | Citrix | 仮想化


Citrix Synergy 2016 GPU活用の進展が示されたCitrix Synergy 2016(画面はCitrix Synergy 2016の公式サイト)《クリックで拡大》

 仮想デスクトップを利用する企業は、複数の仮想デスクトップでGPUを共有する「GPU仮想化」の本格導入を視野に入れた方がよさそうだ。

 Citrix Systemsが2016年5月開催のイベント「Citrix Synergy 2016」で発表したことの中で、あまり報道されなかったが注目すべきことがある。同社のサーバ仮想化ソフトウェア「XenServer 7」がIntelのCPU内蔵型GPU「Intel Iris Pro Graphics」を利用し、高解像度の仮想デスクトップを実現可能にしたことだ。もっともCitrixの競争優位は長続きしない。VMwareも2016年8月下旬に開催するイベント「VMworld 2016」の前後で、Intel Iris Pro Graphicsのサポートを打ち出すと予想されるからだ。

 Citrixのニュースは、価格が手ごろになり広く入手できるようになったGPUの活用の進展という、大きな流れを示す最新の事例だ。IT部門はこうしたGPUを仮想GPU(vGPU)として分割し、高負荷なワークロード(アプリケーション)を実行するエンドユーザーに割り当てることができる。

“高根の花”だったvGPU

       1|2 次のページへ

この記事を読んだ人にお薦めの関連記事

注目テーマ

ITmedia マーケティング新着記事

news128.jpg

就職人気企業の採用担当者が重視するのは「クリエイティビティー」と「デジタルリテラシー」――アドビ調査
アドビ システムズ(以下、アドビ)は、日本に所在する企業の人事担当者を対象とした「新...

news064.jpg

「コードアワード2018」大賞はPerfume出演5G実証実験
D2Cは、デジタルマーケティングの広告賞「コードアワード2018」の最終審査を行い、ファイ...

news049.jpg

「サイボウズらしさ」を貫くマーケティングとは?――サイボウズ鈴木 亜希子氏に聞く
30年にわたりIT系B2B企業のマーケティング支援に携わってきたエキスパートが、マーケティ...