HDDをSSDに置き換えない理由はない――“速くて安い”で急速に普及拡大するサーバ内蔵SSD(1/3 ページ)

サーバ内蔵SSDの時代が来ている。多くの場合、SSDの導入によってサーバの新規購入が抑制できるため、SSDの購入費用は回収できる。サーバのストレージをHDDからSSDに移行しない理由はもうない。

2016年02月26日 12時00分 公開
[Jim O'ReillyTechTarget]

 2016年には、サーバ分野でもHDDの出番がなくなっていきそうだ。

 SSD(ソリッドステートドライブ)が飛躍の時を迎えているからだ。従来の回転式HDDと比べて、SSDはレイテンシがはるかに低く、IOPS(1秒当たりのI/O)が1000倍に達し、スループットも3〜5倍に上る。価格競争力も同等以上になっていることから、サーバ内蔵SSDは早ければ2016年にも、内蔵ストレージとしてHDDに急速に取って代わる可能性がある。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

       1|2|3 次のページへ

From Informa TechTarget

お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。

ITmedia マーケティング新着記事

news064.jpg

2025年のマーケターが「生成AIでテレビCMを作る」よりも優先すべきことは?
AIが生成した広告に対する反発が続いた1年を経て、マーケターはパフォーマンス重視で非難...

news070.jpg

CMOはなぜ短命? なぜ軽視される? いま向き合うべき3つの厳しい現実
プロダクト分析ツールを提供するAmplitudeのCMOが、2025年のマーケティングリーダーに課...

news214.jpg

トラフィック1300%増、生成AIがEコマースを変える
アドビは、2024年のホリデーシーズンのオンラインショッピングデータを公開した。