SSD(ソリッドステートドライブ)のコストが下がり続けている。だがユーザーは購入前にIOPS(1秒当たりのI/O)当たりの価格とGB当たりの価格を調べる必要がある。中にはこの技術に合わないワークロードもある。
SSD(ソリッドステートドライブ)の価格急落は、業界秘密ではない。GB当たり1ドルという価格が、エンタープライズレベルでのSSD普及に向けた分岐点と考えられていたのはそれほど昔のことではなかった。SSDの価格は製造、容量、NANDの種類といった幅広い要因に左右されるが、GB当たり35セントを切るドライブも存在する。トリプルレベルセル(各セルに記録できるデータ量を増やして容量を増大させることによってGB当たりのコストを引き下げる技術)などの技術も、価格下落に貢献してきた。
SSDやHDD媒体のコスト効率を組織で分析する場合、普通はIOPS(1秒当たりのI/O)当たりの価格とGB当たりの価格という2つの要因に目を向ける。
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