値下がり続くSSD、“ハズレ”をつかまないためのコツは?ハイエンドHDDも選択肢の1つだが……

SSD(ソリッドステートドライブ)のコストが下がり続けている。だがユーザーは購入前にIOPS(1秒当たりのI/O)当たりの価格とGB当たりの価格を調べる必要がある。中にはこの技術に合わないワークロードもある。

2016年05月11日 08時00分 公開
[Brien PoseyTechTarget]
イメージ

 SSD(ソリッドステートドライブ)の価格急落は、業界秘密ではない。GB当たり1ドルという価格が、エンタープライズレベルでのSSD普及に向けた分岐点と考えられていたのはそれほど昔のことではなかった。SSDの価格は製造、容量、NANDの種類といった幅広い要因に左右されるが、GB当たり35セントを切るドライブも存在する。トリプルレベルセル(各セルに記録できるデータ量を増やして容量を増大させることによってGB当たりのコストを引き下げる技術)などの技術も、価格下落に貢献してきた。

 SSDやHDD媒体のコスト効率を組織で分析する場合、普通はIOPS(1秒当たりのI/O)当たりの価格とGB当たりの価格という2つの要因に目を向ける。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

From Informa TechTarget

お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。

ITmedia マーケティング新着記事

news191.jpg

GoogleやMicrosoftが警鐘 中国発ネット工作の危険性(無料eBook)
GoogleやMicrosoftの報告が示すのは、中国発のAIを活用したネット工作が世界的な問題とな...

news032.png

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年1月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

news087.jpg

Netflix、さらなる成長戦略は「アドテク自社開発」 広告主のメリットは?
Netflixは2024年第4四半期に1890万人の加入者を増加させ、広告収入を前年同期比で倍増さ...