ユーザーの利便性を高める変更点は
5分で分かる新OS「Android M」、主要機能をサクッと確認
Googleが2015年後半にリリースするとみられるモバイルOSの新バージョン「Android M」の機能をコンパクトに紹介。ユーザーの利便性を向上させる多くの機能を搭載する。
米Googleの「Android」の次バージョンについての発表では、関連サービスに関する説明が多かった。しかし、コードネームで「Android M」と呼ばれる新OSは、タブレットユーザーに対する多くの利点も存在する。
ストレージの柔軟性
Androidでは現行バージョンでも、MP3や「Microsoft Word」ドキュメントなどファイルの保存にmicroSDカードが使用できる。Android Mベースのタブレットでは、これらの取り外し可能なストレージカードがより便利に使用できるようになる。Googleが追加した「アダプタブルストレージ」と呼ぶ機能では、microSDカードをデバイスの内部ストレージのように使える。加えて、microSDカード内の情報は全て暗号化され、ユーザーはアプリケーションをmicroSDカードに保存することもできる。
このアダプタブルストレージは、小容量の内部ストレージしか持たない低価格タブレットでは大いに役立つだろう。これらのデバイスのユーザーは大容量のメモリカードを購入することでデバイスをアップグレードできる。
USB Type-Cのサポート
Android MにはUSB Type-Cのサポートが組み込まれる。これはMicro-USBより高速なデータ転送と、より大量の電力供給が可能な新しい規格である。
アプリ権限の改善
従来のAndroid端末に新しいアプリケーションをインストールすると、Androidはアドレス帳やカメラといった各システムリソースにそのアプリケーションがアクセスできるようにするかどうかをユーザーに個別に確認する。一方、Android Mベースの端末で稼働するアプリケーションは、本当に必要となるまで、アクセス権限を要求しない。
バッテリー寿命の延長
Android Mには「Doze」と呼ばれる機能が組み込まれる。この機能はモーション検知技術を使い、デバイスのスクリーンがオンであってもタブレットが実際に使用されていない場合には、バッテリー消費を最小化する。
Googleは、タブレットの「Nexus 9」の場合、Dozeが一時的にバックグラウンドプロセスを停止することで連続待受時間を2倍にすることができると説明している。
安定性と利便性の改善
Android Mの新機能は特に多いわけではない。この新しいバージョンの主要な目的は、Androidをより安定させることにあるとGoogleは言う。既存の機能をより使いやすくするための微調整だというのだ。
2015年後半にリリース
Android Mは2015年後半にリリースされる予定であるが、正確な時期はまだ発表されていない。
Android Mの正式なコード名が何になるかも不明だ。Mで始まるお菓子の名前になると思われるが、正確な名前は秘密である。マシュマロか、ミルクシェークか、あるいはその他のたくさんあるお菓子の名前かもしれない。バージョン番号もまた謎である。Android 5.5になるか、Android 6なのか、その他の可能性もある。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
新着ホワイトペーパー PR
-
製品資料
“攻撃者優位”なサイバーセキュリティ、全ての「穴」をふさぐ方法とは? -
製品資料
実際に悪用される脆弱性は4%前後 優先的に対処すべき脆弱性を把握するには? -
製品資料
HubSpotの機能を拡張する法人データ活用法 -
製品資料
面倒で非生産的な「名寄せ」作業 高精度&高効率に実施するには? -
製品資料
名刺管理には「その先」がある 成果のでない営業活動から脱却する秘訣
こんなメディアも見られています
TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
ベンダーコンテンツ PR
From Informa TechTarget
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
Netflixのバックエンドは「ほぼJava」 3000超のアプリを支える開発基盤の裏側
-
2
ISMSの“コンサル丸投げ”が招く数千万円の無駄 NTTドコモビジネスの脱出劇
-
3
「Microsoft 365」が乗っ取られる 跡形もなくMFAを破る手口
-
4
「WSUS」終了の時限爆弾 “本命”移行先ツールとMicrosoft提唱の新管理手法
-
5
「結局使わなくなる」Microsoft 365 Copilotを半年で定着 キリンの3施策
-
6
IT製品の導入に関するアンケート「サーバ&ストレージ」編
-
7
ベッドでの使用が「PC騒音」を悪化させる? Dellが推奨する冷却ファンの鎮め方
-
8
アラート47%削減 オープンハウスが捨てた「全部メール通知」の監視体制
-
9
「IoT通信環境の構築・運用」に関するアンケート
-
10
Microsoft公式の実務試験が「ずっと無料」? 部下のスキルを0円で証明する方法
ホワイトペーパーランキング PR
-
1
AIエージェントで多様な日常業務を効率化するための入門ガイド
-
2
財務・会計はAI活用でどう変わる? 調査で見えた変革の道筋
-
3
AIが「わざわざ使うツール」になっていない? 業務で自然に使う導線にする秘訣
-
4
JR西日本ITソリューションズが「監視業務の属人化」を解消した方法とは?
-
5
「脱Excel」か「Excel快適化」か? 現場にやさしい業務改善の進め方
-
6
「結局、一部の人しか使わない」 AI活用が業務に定着しない根本的な理由
-
7
コスト分析で見る「デバイス復旧」の代償 損失額から導きだされた投資戦略とは
-
8
Macの安全神話は崩壊? 最新の脅威動向から見えた攻撃のトレンドと有効な対策
-
9
ゼロトラストにおける「IDaaSの課題」と補完すべき重要機能とは?
-
10
「NAS」「SAN」「DAS」は何が違う? いまさら聞けないストレージの基礎
TechTargetジャパン SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
TechTargetジャパンをフォロー