“くせ者”Androidのバージョン乱立問題を避けるための4つのヒント古くなった端末の対応はどうすべきか

モバイル端末管理(MDM)を検討する際、モバイルOS「Android」の“断片化”が課題になることがある。だが、注意深くポリシーを徹底すれば、そうした問題を避けることは可能だ。

2014年11月19日 08時00分 公開
[Craig Mathias,TechTarget]

 米GoogleのモバイルOS「Android」の“断片化”は、モバイル端末管理(MDM)を考える上で課題になりかねない。だが、決して克服できない問題ではない。

 モバイル時代に象徴される通り、デバイスやOS、アプリ、クラウドサービスなどさまざまなものが多様化を続けている。そうした状況は、IT部門にとって悪夢であるといえる。企業内ネットワークで使われるモバイルOSの大部分は米Appleの「iOS」とAndroidが占め、両プラットフォームとも急速な進化を遂げている。また、新版を導入することで不具合が発生しないか既存アプリの動作検証をしたり、サポートの手順やトレーニングといった関連要素の更新も必要になったりする。

 特にAndroidはくせ者だ。早いペースで繰り返されるOSのバージョンアップやハードウェアの多様性によって利用環境の断片化が進んでおり、IT部門やアプリ開発者の頭痛の種となってきた。端末メーカー各社は市場での差別化を図ろうと、ユーザーインタフェースに手を加えたり、機能追加を図ったりしている。そうした状況から市場には非常に幅広いAndroid環境が存在している。

 Android断片化については、以下の対策方法を参考されたい。

EMMベンダーのガイドライン参照

ITmedia マーケティング新着記事

news047.png

【Googleが公式見解を発表】中古ドメインを絶対に使ってはいけない理由とは?
Googleが中古ドメインの不正利用を禁止を公式に発表しました。その理由や今後の対応につ...

news115.jpg

「TikTok禁止法案」に米大統領が署名 気になるこれからにまつわる5つの疑問
米連邦上院が、安全保障上の理由からTikTokの米国事業の売却を要求する法案を可決し、バ...

news077.jpg

「気候危機」に対する理解 日本は米国の3分の1
SDGsプロジェクトはTBWA HAKUHODOのマーケティング戦略組織である65dB TOKYOと共同で、「...