中堅・中小卸売業/小売業の読者が選んだ、2015年記事ランキング(情報系システム編)
気になる「Google フォト」 2015年、中小の卸・小売業が最も読んだ記事は(2/2 ページ)
大変動の1年だった「Microsoft Office」
2位には、「『Office 2016』を先取りレビュー、タブレットユーザーに優しくなった?」がランクインしました。2015年9月に正式リリースとなったOffice 2016。この記事は2015年3月に公開されたプレビュー版を基に、従来の「Microsoft Office」からの変更内容や新機能を紹介しています。プレビュー版であるにもかかわらずレビュー記事が2位に入っていることから、Office 2016の注目度が分かります。
2015年はOffice 2016だけでなく、モバイルOS向けのMicrosoft Officeも非常に注目されました。7位「iOS/Android版『Outlook』に意外な高評価、ただIT管理者が困り顔なのはなぜ?」、9位「『Microsoft Office』がiOS、Androidに完全対応で無料オフィス市場に地殻変動」、10位「Androidタブレット向け“無料”『Office』登場、正式版はどこまで使える?」とモバイルOS版Officeに関する記事が3本も入りました。IT管理者からみたモバイルOS版Officeの懸念点や市場に与えるインパクト、Androidタブレット向けOfficeの使い勝手をそれぞれの記事で紹介しています。Office 2016でモバイルOS向けのMicrosoft Officeもさまざまなアップデートがあり、今後の動向が気になるところです。
5位には「徹底比較:Office 365、Office 2013、無料オフィスの意外な勝者は?」がランクインしました。オープンソースのオフィススイートとして人気が高い「LibreOffice」「Apache OpenOffice」とMicrosoft Officeを比較しており、各製品の長所と短所を紹介しています。コストやカスタマイズ性を重視する企業にとっては、オープンソースのオフィススイートは有力な選択肢となります。この記事は、Microsoft Officeからオープンソースのオフィススイートへの乗り換えを検討する企業にとって参考になるはずです。
脱メール、進んでる?
多くの企業で使われている電子メール。社内コミュニケーションの手段を電子メールから別のツールへ乗り換える企業が増えてきています。6位は、1世紀を越える歴史のある仏大手旅客会社Keolis Commuter Servicesの“脱メール”事例を紹介した「メール不達にCEOが激怒、“メール廃止”企業 決断の裏側は」、8位に開発現場で使われることが多いチャットツール「Slack」を紹介した「これはチーム作業がはかどる――チャットツール『Slack』が絶賛される理由」がランクインしました。社内コミュニケーションの在り方を見直したいと考えている企業は、電子メールの立場を再度確認しつつ、乗り換え先を検討してみてはどうでしょうか。
2014年と2015年は何が変わった?
卸売業・小売業の中堅・中小企業において、情報系システムを取り巻く話題は、2014年と2015年でどう変化したのでしょうか。今回のランキングと同じ条件で算出した、2014年の記事ランキングを見てみましょう。
- 実は無料版も 知らないと損をする「Microsoft Office」再入門
- みんな知らない「Office 2013」と「Office 365」のちょっと驚く違い
- 徹底レビュー:iPad版「Microsoft Office」を本気で使う PC版Officeはもう不要か
- 「Gmail」とどう違う? Googleの「Inbox」で進化するメールアプリ
- 「Office 365」導入に悪い予感がする人々
- 失敗経験者が語る「Office 365」導入、どうすべきだったのか?
- Microsoft Officeとさよならした人が使う「LibreOffice」ってどう?
- 10万人が「Office 365」に移行開始、その時何が起きるか?
- 「Microsoft Office」インストール失敗、3つの“あるある”
- 「Office 2013」と別れられない“わが社の事情”
ランキングを比較すると、2015年はGoogleに関連する記事が1本から3本に増え、Microsoft Officeに関する記事が9本から5本へ減っています。Googleのさまざまなサービスが、ビジネスの現場で注目されていることが分かります。また、スマートデバイスでの情報系システム活用に関する記事が1本から5本に増えています。このことから、スマートデバイスでの情報系システム活用も注目されていることが伺えます。
2016年は、どうなるのでしょうか
2016年は、情報系システムに関して大きく2つの流れがくると考えられます。
動きが気になる「Facebook at Work」
米Facebookが、限られた企業のみで現在提供しているソーシャルコラボレーションツール「Facebook at Work」。2014年末頃から、うわさになっているものの、いまだ正式リリースされていません。2016年に正式リリースされるのであれば、市場へのインパクトは大きいでしょう。機能やシステムなど謎が多いFacebook at Work。ビジネスで活用できるサービスなのかどうか、今後に注目です。
人工知能
2016年で大きな動きがあると考えられるのが「人工知能」です。既に、Google フォトや一部の電子メールアプリケーションに人工知能の関連技術が使われています。それだけではなく、今後はエンタープライズ向けの情報系アプリケーションの多くに人工知能関連技術が実装されると考えられます。例えば、スケジュールに入っているアポイントの内容を基に関連資料を自動的にサジェストしたり、資料作成を自動化したりする機能の搭載が進む可能性があります。今後どのように発展していくのか気になる分野です。
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