毎日何百通と届くメール、その処理は決して容易ではない。米Googleが発表した新メールアプリ「Inbox」によって、そうしたメール処理は大幅に効率化できるかもしれない。
“インボックスゼロ”(受信箱を空にする)という有名な考え方を実践するための電子メールアプリは山ほどある。だが、何百通もの未読メールを処理するとなると、決して容易に作業できるわけではない。「Mailbox」「EvoMail」「Mail Ninja」をはじめ、さまざまな選択肢が存在するが、期待通りの効果を発揮するものはほとんどない。
米Googleも、メール処理の効率化に関しては苦戦を続けてきた。同社のメールアプリ「Gmail」でよく聞かれる不満の1つは、簡素過ぎるというものだ。良く言ってオーソドックス、悪く言えば少々物足りない。しかし、同社はこうした課題に取り組み、最新のメールアプリ「Inbox」で大きな一手を打った。Gmailの利用状況に関係なく、この新アプリの最新β版は試してみる価値がある。
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