フラッシュメモリのフォームファクタ、インタフェースなどを解説
SSDを購入、その前に知っておきたい最新メモリ技術と“価格問題”(1/4 ページ)
従来のストレージでは解決できなかったサーバサイドストレージの諸問題が最新のフラッシュストレージで解決できる。しかし、そのためにはフラッシュメモリに関する最新知識の習得が必須だ。
今日、ソリッドステートストレージ(SSD)をサーバに組み込む方法は数多く存在する。また、この種のフラッシュストレージ技術を利用するデバイスも用途もこの数年で増えてきた。
OSコードや、重要な業務データなど、サーバに入っているものは何であれ、フラッシュメモリの高いパフォーマンスと少ない遅延時間の恩恵を享受できる。フラッシュメモリがCPUの近くに接続している場合、そのメリットはさらに大きくなる。
だが、SSDの購入では、判断しなければならないことがたくさんある。さまざまなフォームファクタ、インタフェース、プロトコルおよび容量について把握するとともに、サーバサイドフラッシュストレージの長所と短所ならびに制限を理解しておく必要がある。
2016年上半期「サーバ&ストレージ」記事ランキング(2016年1月1日~2016年6月20日)
2位 値下がり続くSSD、“ハズレ”をつかまないためのコツは?
3位 「高速HDDは消滅」 専門家が語る、SSDに注目が集まるこれだけの理由
サーバサイドフラッシュストレージの長所
IT市場調査会社のDemartekでは、2010年から社内サーバの起動ドライブとしてソリッドステートドライブ(SSD)を使い始めた。その効果はすぐに現れた。具体的には、起動時間とアプリケーションを読み込む時間の短縮、SSDに保存したOSコンポーネントや、アプリケーションのパフォーマンスが安定したことなどだ。また、OSのページングファイルをSSDにおくことで、システムの挙動も全体的に安定した。
Demartekのラボで実施した比較テストでは、仮想マシン(VM)の起動は、従来型HDDと比べて、フラッシュストレージから行うと明らかに速かった。特に、各物理サーバに数十個のVMを配備している場合に、この傾向が顕著だ。また、トランザクション型データベースのように遅延が影響しやすいアプリケーションの場合、データベースファイル、ログファイルおよび一時ファイルをSSDに置くことで遅延が改善する。
企業では、オールフラッシュストレージ技術を採用する動きが広がっているが、全てのデータを恒久的にフラッシュストレージに保存しなくても、フラッシュストレージのメリットを得ることが可能だ。Demartekの公開テストでは、比較的小容量のフラッシュストレージでも物理HDDと組み合わせてリードキャッシュあるいはリード/ライト層として使えば、アプリケーションのパフォーマンスが向上した。この高速化は、フラッシュストレージを外部ストレージアレイにおいている場合でも有効だが、フラッシュストレージをサーバCPUの近くに接続するとさらに効果が高くなる。
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