それぞれの特徴と欠点
「Windows 8.1」「Office 2013」、今からでも知っておくべき10の事柄
徐々に利用が広がっている「Windows 8/8.1」「Microsoft Office 2013」だが、導入前に知っておくべき幾つかのポイントがある。多くの読者が疑問に持つ10の事柄をまとめた。
2013年、米Microsoftのアップグレード製品、特に「Windows 8.1」と「Office 2013」に対して賛否両論が巻き起こった。Windows 8.1の機能の中には、デスクトップ管理者とユーザーに歓迎されたものもあるが、そうでないのもある。特に評判が良くないのがタッチスクリーン型ユーザーインタフェースだ。
米TechTargetの記事では、これまでにデスクトップやWindows関連のさまざまな製品を取り上げたが、読者の関心が最も高かったのが「Windows 8/8.1」「Office 2013」「Office 365」だった。読者の関心を引いたWindows 8/8.1、Office 2013の知っておくべき項目を以下に紹介する。
1. Windows 8/8.1の特徴と欠点
Windows 8/8.1をめぐる議論からユーザーインタフェースの部分を取り除けば、このOSを嫌いになる理由はそれほど多くないはずだ。一部のITプロフェッショナルやユーザーが不満に感じているのは、
- デスクトップと「スタート」メニューにアクセスしにくいこと
- 「検索」ユーティリティの場所が分かりづらいこと
- 従来とは大幅に異なるOSの操作を学ばなければならないこと
- Windows 8/8.1をサポート対象としないアプリケーションに対処しなければならないこと
などだ。
2. Windows 7に戻ることも可能
Windows 8/8.1から「Windows 7」へダウングレードするのは、それほど難しいことではない。ダウングレードに当たっては、ライセンスとサポート、ならびにハードウェアとソフトウェアのインベントリを確認するとともに、各デスクトップ設定のバックアップを取る必要がある。
3. Windows 8/8.1をサポート対象としないアプリケーションへの対処
Windows 7の「XPモード」は、Windows 7以上をサポート対象としないアプリケーションを稼働させるのに多少なりとも役立ったが、Windows 8/8.1にはXPモードは存在しない。Windows 8/8.1でレガシーアプリケーションを確実に稼働させるには、仮想マシンが必要とされる。
4. DocRecryptを使ってOfficeドキュメントをアンロックする
Office 2013では、「DocRecrypt」を使うことにより、パスワードで保護されたドキュメントを復号できる。このため従業員がパスワードを隠したまま会社を退職した場合でも、管理者はロックされたドキュメントにアクセスできる。
5. Windows Defenderは「無いよりまし」
「Windows Defender」はWindows 8/8.1に組み込まれたマルウェア対策プログラムであり、デフォルトで有効になっている。Windows Defenderが動作するデスクトップは、セキュリティ対策ソフトが入っていないデスクトップよりも安全だが、米Symantec、米McAfeeなどが提供しているサードパーティー製品の方がウイルスや攻撃に対する防御が強固であるようだ。
6. UEFIとBIOSの違いとは
Windows 8/8.1と「Windows Server 2012」では、BIOSに代わる機能として「Unified Extensible Firmware Interface」(UEFI)が採用された。BIOSと異なる点として、UEFIではブートプロセスに対するコントロールと管理機能が強化されたことと、構成オプションおよびサポートされるハードウェアの種類が増えたことが挙げられる。
7. Office 2013とOffice 365の価格設定
かつてMicrosoft Officeは、購入するだけでライセンスが付いてくる、という分かりやすい製品だった。しかしOffice 365(Microsoft Officeのクラウドベースのサブスクリプションプログラム)とOffice 2013のパッケージングや組み合わせは、非常に複雑で分かりにくい。各パッケージにどんな機能が含まれて、価格はいくらなのかということをしっかり確認する必要がある。
8. Office 2013のパスワードの弱点
Office 2013の新しいパスワード保護機能は従来よりも強力かもしれないが、その実装には弱点がある。セキュリティを万全なものとするには、ワークステーションでフルのディスク暗号化を施すとともに、ネットワークの共有とファイルアクセスの権限を正しく設定しなければならない。
9. Windows 8/8.1 Proに欠落しているWindows 8/8.1 Enterpriseの機能
「Windows 8/8.1 Enterprise」には「Windows To Go」「DirectAccess」「RemoteFX」「BranchCache」「AppLocker」などの機能が用意されているが、これらは「Windows 8/8.1 Pro」には含まれていない。これらの機能が必要なのであれば、Enterpriseバージョンを購入するのが賢明だ。
10. Windows 8.1の機能にも注意が必要
Windows 8.1には、ロック画面にスライドショー形式で画像を表示するなど、派手な機能が多数付属する。これらの中には、パワーユーザーや管理者に役立つものもあるが、制約もあることに注意が必要だ。
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