「Alibaba Cloud」主要サービス一覧【後編】
Alibaba Cloudの「VPC」「SLB」「DNS」「PrivateZone」「ApsaraDB」「LedgerDB」の基礎
Alibaba Cloudは世界で200種類を超えるクラウドサービスを提供する。同社の代表的なネットワーク関連サービスとデータベースサービスを説明する。
Alibaba CloudはAmazon Web ServicesやMicrosoft、Googleと同様、豊富なクラウドサービスを提供するクラウドベンダーだ。前編「Alibaba Cloudの『ECS』『Bare Metal Instance』『ACK』『Function Compute』の基礎」と中編「Alibaba Cloudの『OSS』『Apsara File Storage NAS』『Block Storage』の基礎」に続く本稿は、Alibaba Cloudの代表的なネットワーク関連サービスとデータベースサービスを取り上げる。
併せて読みたいお薦め記事
Alibaba Cloudについて詳しく
ビッグスリー以外のIaaS
Alibaba Cloudのネットワーク関連サービス
Virtual Private Cloud
「Virtual Private Cloud」(VPC)は、各ユーザー企業のAlibaba Cloudアカウント専用の隔離されたプライベートネットワークだ。IT部門はIPアドレス範囲やルーティングテーブル、ネットワークゲートウェイを定義することで、自社の要件に合わせてVPCを調整できる。他のVPCやオンプレミスデータセンターにVPCを接続させることが可能だ。
Server Load Balancer
ロードバランサーサービスの「Server Load Balancer」(SLB)は、仮想マシンサービス「Elastic Compute Service」(ECS)の複数のインスタンス(仮想サーバ)間にトラフィックを分散させる。これにより単一障害点のリスクを回避して可用性を向上させることができ、トラフィックが急増したときでも素早い応答時間を実現する。
Alibaba Cloud DNS
DNS(ドメインネームシステム)サービスの「Alibaba Cloud DNS」は、エンドユーザーからのリクエストをWebサイトやアプリケーションサーバにルーティングする。毎秒最大数億件のリクエスト(DNSクエリ)を処理できる。DNS攻撃を防御するセキュリティ機能も備える。
Alibaba Cloud DNS PrivateZone
「Alibaba Cloud DNS PrivateZone」は、VPCと併用するプライベートDNSサービスだ。IT部門はAlibaba Cloud DNS PrivateZoneを使用して、VPC内でIPアドレスとドメインネームのひも付けができる。Alibaba Cloud DNS PrivateZoneを使用すると、指定したVPC以外のネットワークから、プライベートドメインへのアクセスを禁止できる。
Alibaba Cloudのデータベースサービス
ApsaraDB for PolarDB
データベースサービスの「ApsaraDB for PolarDB」は、「MySQL」「PostgreSQL」「Oracle Database」といった主要なリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)と互換性があり、最大100TBまでのデータを扱える。
ApsaraDB for MongoDB
「ApsaraDB for MongoDB」はオープンソースのドキュメントデータベース管理システム「MongoDB」をAlibaba Cloudで利用するためのデータベースサービスだ。
LedgerDB
「LedgerDB」は、ブロックチェーンを用いたデータ監査機能を提供する台帳データベースサービスだ。1つの台帳につき毎秒30万トランザクションを実行できる。
TechTarget発 先取りITトレンド
米国TechTargetの豊富な記事の中から、最新技術解説や注目分野の製品比較、海外企業のIT製品導入事例などを厳選してお届けします。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
TechTarget発 先取りITトレンド
米国TechTargetの豊富な記事の中から、最新技術解説や注目分野の製品比較、海外企業のIT製品導入事例などを厳選してお届けします。
この記事の著者
関連記事
新着ホワイトペーパー PR
-
製品資料
[サイボウズ株式会社] AIに何を聞いても「汎用的な答え」しか返ってこないのはなぜか? -
製品資料
[サイボウズ株式会社] なぜAIは組織で定着しないのか? 全社活用を阻む「3つの壁」の突破法 -
製品資料
[株式会社スタディスト] 「不適合品率」改善はどこから始める? すぐにできて効果が大きいポイントとは -
製品資料
[株式会社スタディスト] 食品ロスを利益に変える「現場標準化」のすすめ -
技術文書・技術解説
[株式会社スタディスト] チョコ停・ドカ停を防ぐ「事前対策」の進め方
こんなメディアも見られています
TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
ベンダーコンテンツ PR
From Informa TechTarget
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
いまIBM iエンジニアが直面する「5つの技術的課題」とその解決策
-
2
SAPの負荷増に苦しむZeissが「リアルタイム分析」「安定運用」を両立させた道
-
3
なぜMicrosoftは「Rust」を標準言語に? AIで進むC/C++書き換えの課題
-
4
なぜ「Claude Code」拡張は消しても危ないのか? Cursorで不正版配信
-
5
Microsoft 365侵害企業の9割はMFA導入済み 1002人調査で見えた盲点
-
6
【基本情報技術者試験】データ消失リスクを防ぐ3つの「バックアップ手法」を比較
-
7
8割がアナログに逆戻りする“やっぱりな理由” DXを阻む2つの落とし穴
-
8
なぜ「全社配布Copilot」は使われないのか? 失敗に学ぶAI定着
-
9
PHPはそもそも必要か? 脆弱性で問われる自社サイト安全性と保守負担のバランス
-
10
脱VMwareの真実:データセンター大手がNutanixを選んだ「コスト以上の理由」
ホワイトペーパーランキング PR
-
1
「IT史に名を残すシステム障害」8選
-
2
侵入から横展開まで27秒の脅威にどう立ち向かう? 防御のカギがEDRの理由
-
3
有識者が語る、中堅中小企業に求められる最新のサイバーセキュリティ対策とは
-
4
AI駆動攻撃にどう対抗する? 超速の攻撃からエンドポイントを保護する方法
-
5
10G回線の真価をフルに享受するには? 導入前にチェックしたいポイント
-
6
なぜAIは組織で定着しないのか? 全社展開を阻む「3つの壁」と突破のヒント
-
7
パスワードレスへの移行で失敗しないためには? 導入・運用上の注意点を解説
-
8
自社のセキュリティ対策は大丈夫? 自己診断リストで対策の優先順位が分かる
-
9
ランサムウェア攻撃“究極の対策”はこれだ
-
10
Microsoft 365のメールセキュリティ、3つの“死角”と追加で検討すべき対策とは
TechTargetジャパン SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
TechTargetジャパンをフォロー