2020年04月02日 05時00分 公開
特集/連載

「AWS」「Azure」「GCP」だけからクラウドサービスを選ぶべきではない理由「ビッグスリー」以外のクラウドサービス4種類を比較【前編】

クラウドサービスはAWSとAzure、GCPの「ビッグスリー」が提供するサービスだけではない。ビッグスリー以外のサービスの方が、自社のニーズに適している場合がある。その理由とは。

[Alan R. Earls,TechTarget]

 クラウドサービスの分野では、Amazon Web Services(AWS)の同名サービスやMicrosoftの「Microsoft Azure」、Googleの「Google Cloud Platform」(GCP)といった「ビッグスリー」と呼ばれる大規模ベンダーのサービスに話題が集中する。しかしこうした「ビッグスリー」以外のベンダーが提供するクラウドサービスの方が、自社のニーズに適している場合もある。

 中でもIBMとOracle、DigitalOcean、Alibaba Cloudは、クラウドサービス市場で大きな存在感を示そうとしている。こうしたクラウドベンダーの技術的背景や企業の特色はさまざまだ。各社はビッグスリーとの差異化を図ろうとしている。例えばITベンダーとして長い歴史を持つIBMとOracleは、それぞれの既存のユーザー企業基盤を主なターゲットにしている。一方、比較的新規参入ベンダーといえるDigitalOceanは、開発者向けに効率の良いツールを提供することを重視する。

 「比較的小規模なベンダーは、それぞれ独自の専門分野を開拓しようとする傾向にある。同時に、ユーザー企業のニーズに応えるのに最低限必要な機能を用意している」と語るのは、ITコンサルティング会社Information Services Groupで主席アナリストを務めるブレア・ハンリー・フランク氏だ。

ビッグスリー以外のベンダーを選ぶときに注意すべき点

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