高収入を狙えるAI系職種10選【第4回】
年収2000万も夢じゃない「AI系キャリア」で“稼げる専門職”とは
採用市場では、AI関連のスキルに加え、各業界の専門性を持つ人材のニーズが高まっている。高収入を狙えるAI系の職種を紹介する。
2025年のAI関連職種は、技術スキルと業界特有の専門知識を掛け合わせた「スペシャリスト」を中心に需要が高まると予測されている。前回に続き、これからの採用市場で注目されるAI系職種10選のうち、後半の5つを解説する。
年収2000万を狙える“AI系の専門職”とは?
併せて読みたいお薦め記事
連載:高収入を狙えるAI系職種10選
- 第1回:活躍できるAI人材のスキルは“一般的なエンジニア”とどう違う?
- 第2回「AI系キャリア」を目指すなら狙い目? 将来有望な“あの業界”
- 第3回AI系キャリアで「年収1500万円」を目指せる“10職種”
AI時代に生き残れるキャリアとは?
年収は、求人情報サイトIndeed、LinkedIn、Glassdoorの情報を基に編集部が算出したものだ。
6.データサイエンティスト
データサイエンティストは、データの収集・分析を通じて問題解決を図り、組織内の意思決定を支援する専門家だ。主にデータマイニングやビッグデータ、分析ツールを駆使して業務を遂行する。プログラミングスキルは必須ではないが、自らコーディングしてアプリケーションを開発する人もいる。
データから得られるビジネスインサイト(洞察)を用いて、売り上げの向上や新製品・サービスの開発に貢献する。「予測モデリング」を使用して将来起こる出来事を予測し、調査結果を分かりやすく視覚化することで、意思決定を支援する。中には、機械学習を用いてこれらタスクを自動化するモデルを構築する人もいる。
期待される年収は、11万ドル(約1600万円)から17万ドル(約2400万円)。
7.スマートホームデザイナー
インターネットに接続されて、自動化されたスマートホームを実現するための計画、設計、実装を担うのがスマートホームデザイナーだ。スマートホーム技術が普及するにつれて、スマートホームデザイナーにはより多くのチャンスが訪れている。
クライアントごとに異なるニーズを把握し、家のレイアウトやデザイン、自動化、ネットワーク構築、エネルギー効率の最適化といった要素を深く理解する必要がある。
期待される年収は、7万ドル(約1000万円)から12万ドル(約1700万円)。
8.AIカスタマーエクスペリエンススペシャリスト
AIカスタマーエクスペリエンススペシャリストは、AIアプリケーションやツールを活用して、カスタマーエクスペリエンス(顧客体験価値)を強化する役割を担う。
例えばオンラインショッピングの際に、AIチャットbotが迅速かつ的確な回答を提供したことで、スムーズに問題が解決できた経験がある人もいるのではないか。反対に、質問に対する返答が曖昧だったり、求める情報にたどり着けなかったりする場合、顧客体験が損なわれる可能性もある。AIアプリケーションの設計や運用が不適切だと、このような課題が顕在化し、顧客の不満が蓄積する原因になる。こうした事態を防ぐために、AIカスタマーエクスペリエンススペシャリストは顧客のニーズを理解し、それに応じた最適なAIアプリケーションを提供する。
期待される年収は、7万ドル(約1000万円)から12万ドル(約1700万円)。
9.ロボティクスエンジニア
ロボティクスエンジニアは、ロボットを操作するためのソフトウェアを設計、開発、テストする専門職だ。近年ロボット工学は飛躍的な進歩を遂げており、その応用例は家庭用自動掃除機から、精密な手術を可能にする医療機器まで、多岐にわたる。ロボットシステムの性能強化に向けて、機械学習をはじめとするAI技術を活用していることも多い。
設計するソフトウェアは、一般的に人間の指示をほとんど必要とせず、代わりにセンサーから得られるデータに基づいて自律的に動作する。そのため、ロボティクスエンジニアはソフトウェアだけでなくハードウェアのデバッグ(不具合修正)も担当し、システム全体が正常に動作することを確認する必要がある。
一般的にロボティクスエンジニアは、電気工学、電子工学、機械工学などの工学系の学位を持つことが一般的だ。
期待される年収は、9万ドル(約1300万円)から15万ドル(約2100万円)。
10.医療AIスペシャリスト
病気の診断や、患者ごとに最適な治療計画の提案など、医療現場の意思決定にAI技術が活用されている。手術を支援するAI搭載ロボットも、AI技術の活用例として注目されている。医療AIスペシャリストは、これら技術の設計、開発、運用に加え、医師や医療スタッフと連携して現場のニーズを把握し、最適な解決策を提供する役割を担う。AIの専門知識だけでなく、医療に関する知識や専門用語についても理解することが必要だ。加えて、医療分野はデータプライバシーに関して極めて慎重な対応が求められる領域でもある。
期待される年収は、15万ドル(約2100万円)から25万ドル(約3600万円)。
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