お年玉で買いたい
もしギークにプレゼントするなら――マニア心をくすぐる鉄板ガジェットはこれだ
コンピュータに詳しい、いわゆる「ギーク」と呼ばれる人たちにどんな最新ガジェットを贈るべきかと、途方に暮れている人はいないだろうか? 心配は無用だ。このウィッシュリストが参考になる。
2014年もまたあの季節がやってきた。ショッピングセンターの人混みをかきわけ、プレゼントを探して回るか、あるいはオンラインで注文した商品が届くのをそわそわと待たなければならないホリデーシーズンのことだ。
ITギーク(※)への贈り物を選ぶのは、ときに難しいものだ。何しろ彼らは世の中にあるガジェットを既に全て持っていそうな感じがするし、ガジェットを見る目も厳しそうだ。皆さんをこの窮地から救うべく、米TechTargetのギークたちに協力を仰ぎ、彼らが2014年のプレゼントに欲しいガジェットを教えてもらった。
※訳注:「ギーク」(geek)は英語の俗語で、“マニア”“フリーク”“オタク”などの意味。特定の対象を熱烈に愛好する人を表す。
まずギークたちから何度も名前が挙がったのは、ドローン(無人飛行機)だ。
「ドローンは価格が随分と手頃になっている。究極のギーク向けおもちゃだ」と、ギークの1人は語る。
具体的にはAmazon.comで約450ドルで販売されている中国DJIのドローンヘリコプター「DJI Phantom Aerial UAV Drone Quadcopter」に、ギークたちは夢中のようだ。Quadcopterには、同じくギークたちに人気のプレゼント候補の1つ、米GoProのウェアラブルカメラ「GoPro」をマウントできる。GoProはAmazon.comで200~400ドルで販売されている。
「GoProをドローンやヘルメットに装着することで、新しいタイプの動画が次々と生み出されている。今や、それなりに重要なイベントでは、何かしらドローンからの撮影ショットがあるのが普通になってきている」と、ギークの1人は語る。
ギークによれば、ロボットやコンピュータの組み立てキットもお勧めだという。英非営利団体Raspberry Pi Foundationが販売する超小型コンピュータユニット「Raspberry Pi」は発売以来安定した人気を誇っており、米Intelの超小型コンピュータ「Edison」の組み立てキットも75~150ドルで販売されている。子どもには、英Kano Computingが149ドルで販売するコンピュータ組み立てキット「Kano」も人気だ。
「KanoはRaspberry Piをベースにしており、組み立てとプログラミングを楽しく学べる。私も12歳の娘に1つ買った」と、ギークの1人は語る。
大人のギークには、韓国SmartThingsが提供するキットでホームオートメーションを試してもらうのはどうだろう。スターターキット「Smart Home Starter Kit」は199ドルで販売されている。既にホームオートメーションを利用している人には、米Winkの315ドルのホームオートメーションキットがお勧めだという。
クールなおもちゃを自作するための贈り物としては、米MakerBotのコンパクト3Dプリンタ「MakerBot Replicator Mini」もある。価格が1300ドル以上と値は張るが、ギークたちはこの3Dプリンタの話題で持ちきりだ。
「家で子どもたちと一緒に楽しめる素晴らしいプレゼントになる。3Dスキャナー『MakerBot Digitizer』を追加すれば、2015年のホリデーシーズンまで退屈しなさそうだ」と、ギークの1人は語る。
さらにこのギークは、米Oculus VRの仮想現実(VR)対応型ヘッドマウントディスプレーの開発キット「Oculus Rift Development Kit」(約350ドル)も勧めている。
「実際にOculus Riftを使ってみる機会があったが、それからというもの、開発のアイデアが数多く浮かんでいる。仮想現実は何年も前から期待されてきた技術だが、これまでの製品はかさばりすぎか、反応が遅くて苦痛かのどちらかだった。Oculus Riftでスムーズなユーザー体験を実現するための技術と要件がようやく整ったようだ」と、このギークは語る。
高級志向の贈り物としては、家庭内のスピーカーをワイヤレスで接続し、各部屋に音楽を配信するオーディオシステム「Sonos」が人気だ。Sonos用のワイヤレススピーカーは199ドルから販売されている。
「私の周りは皆、Sonosに注目している。家庭用のワイヤレスオーディオシステムとしては、現在手に入る中で最高の製品だ」と、ギークの1人は語る。
物思いにふけるタイプの読書好きなギークには、Webコミックサイトxkcdの著者であるランドール・マンロー氏の著書『What If?(もし、こうだったら?)』が大いにお勧めだという。「地球と地球上の全ての物体が突然自転を停止し、大気だけが速度を維持するとしたらどうなるか?」といった科学的な疑問を扱っている本だ。
「答えは、ほぼ全員が死に、状況は興味深い展開をみせるというものだ。そしてマンロー氏はその説明に6ページを費やしている」と、同書を推薦したギークは語る。
しかも、『What If?』はAmazonで15ドルもしない値段で販売されている。
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