2016年11月09日 12時00分 UPDATE
特集/連載

CLIの時代は終わろうとしているVerizonとYahoo!が語る「ネットワーク担当者はSDN、DevOpsに備えよ」 (1/2)

VerizonとYahoo!は2016年10月に開催されたカンファレンスで、企業はネットワーク担当者にSDNやDevOpsの実践に向けて準備させる必要があるとの見解を示した。

[TechTarget]
ONUG Fall 2016《クリックで拡大》《クリックで拡大》

 「企業はネットワーク担当者にDevOpsの考え方を徐々に浸透させ、SDN(Software Defined Networking)による変革に向けて準備させる必要がある」。VerizonとYahoo!の幹部は、2016年10月に開催されたOpen Networking User Group(ONUG)のカンファレンス「ONUG Fall 2016」での共同プレゼンテーションでそう語った。

 Yahoo!のグローバルネットワークインフラ担当バイスプレジデントを務めるレイン・パターソン氏は、SDNという言葉は人によって違う意味で使われるが、私はSDNは技術というよりも考え方だと思うと述べた。

 「SDNは、われわれが自動化やオーバーレイ型のネットワーク仮想化の実現に向けて、インフラの進化を指す包括的な言葉だ」(パターソン氏)

 パターソン氏とVerizonのIT担当役員のブライアン・ラリッシュ氏は、企業はこうしたインフラの進化に対応できるスキルセットを持ったネットワーク担当者を必要としていると語った。ラリッシュ氏は聴衆に、IT担当者がSDNやDevOpsに合ったIT文化に移行するよう後押しする、具体的な計画を立てるよう呼び掛けた。このIT文化とは、多くのネットワーク運用のプログラマビリティ向上などを踏まえ、開発チームと運用チーム間のコミュニケーションの改善を目指す考え方だという。

 ラリッシュ氏は、Verizonのネットワークチームを統括するようになって間もないころの失敗談の1つを披露した。それによると同氏は「オールオアナッシング」の厳しい姿勢でチームのメンバーに、「CLI(コマンドラインインタフェース)の時代は終わろうとしており、ソフトウェアスキルをできるだけ早く身に付ける必要がある」と言い渡した。だが同氏はすぐに、こうしたアプローチではメンバーがついてこないと悟ったという。

       1|2 次のページへ

この記事を読んだ人にお薦めのホワイトペーパー

この記事を読んだ人にお薦めの関連記事

Loading

注目テーマ

ITmedia マーケティング新着記事

news018.jpg

サイバーエージェントがDDTプロレスリングを買収
サイバーエージェントは、DDTプロレスリングの発行済み株式の全株式を取得したことを発表...

news069.png

Twitter投稿を基に番組視聴者のペルソナを可視化、データセクションのテレビ番組口コミ分析サービスに新機能
データセクションは、テレビ番組口コミ分析サービス「TV Insight」において、ソーシャル...

news058.jpg

アプリ利用者を特定してアンケート調査、「App Ape」と「TesTee」が連携
フラーは、リサーチツールの提供を行うテスティーと共同で、アプリ所持ユーザーや休眠ユ...