「Amazon Echo」「Google Home」などのプレゼント候補を紹介
品薄“ファミコンミニ”かAI家電か――ITギークが歓喜する一押しプレゼントは?(1/2 ページ)
2016年版のITギークの欲しいものリストは、例年と様相が違うようだ。本稿では、複数の専門家の意見を基に、懐かしいものから最新の製品までギークへのプレゼントの候補を提案する。
信じ難いことだが、2016年の休暇シーズンが目前に迫っている。ITギークは年末までに手に入れたいガジェットのことを考え始めている時期だろう。
2016年のITギーク向けのプレゼントとしては、最新のスマートフォンやタブレットなどが候補に挙がる。他にも人工知能(AI)技術を使った最新対話型装置から、1980年代の旧式技術に基づく子ども向け玩具までさまざまだ。
毎年おなじみのライトセーバー(映画『スター・ウォーズ』に登場する架空の剣)もあれば、小型コンピュータの「Raspberry Pi 3 Model B」、プログラム可能な小型無人飛行機「ドローン」、Googleの新型スマートフォン「Pixel」といった流行の商品もある。Apple製品の愛用者にとっては、Appleのスマートフォン「iPhone」シリーズのバッテリーケースも、欲しいものの候補に挙がるだろう。
ITギーク向けの生産性を高めるプレゼントの候補は、スマートホームの構成要素から職場のデスクで使うガジェットまで幅広い。
ホームオートメーション、ロボット、AI
2016年のギークへのプレゼントで最も高い人気を集めているのが、Amazon.comの「Amazon Echo」やGoogleの「Google Home」といった、対話型のAI技術を使った製品であることは間違いない。双方とも、音声による家電の操作機能を備えたネットワーク接続型スピーカーだ。
「自宅でAmazon EchoをInsteon製のスマートホーム製品に接続している。Amazon Echoが私の代わりに電気の点灯と消灯をしてくれる。Amazonの音声アシスタント『Alexa』のソフトウェア開発キット(SDK)である『Alexa Skills Kit』と一緒に使用すると面白い」。ITギークである専門家の1人は、こう語る。
プレゼントを贈る予定のITギークが、このような製品を既に持っている場合は、Amazon Echoの小型版である「Echo Dot」のような小さな製品や周辺機器の購入を検討するとよいだろう。内情に通じているITギークによると、以前ITギークのほしいものリストの上位にランクインしていたSonos製のネットワーク接続型スピーカーが、2017年前半にAlexaと連係可能になるとのことだ。
別のITギークは、次のように話す。「私はキッチンにAmazon Echo、自宅の仕事場にEcho Dotを置いている。Amazon Echoは優れたネットワーク接続型スピーカーだ。子どもたちはAmazon Echoに、冗談を言うように物事を頼むのを楽しんでいる。料理中にタイマーとして使用するなど用途は多彩だ。一方のEcho Dotは、スマートフォンからの接続用に利用している」
Nest Labs製のスマートサーモスタット(温度調整装置)やPhilips Lighting Holding製のスマート電球など、スマートホームを構成する自動化デバイスが充実しつつある。こうした自動化デバイスと対話型AI技術を連係させれば、音声コマンドで電気や暖房機器、空調スイッチのオン/オフを切り替えることが可能になる。
「電球が入ったプレゼントの箱を開ける行為に胸が高鳴ることを予想した人はいないだろう」と、ITギークの1人は断言する。多少の誇張はあるかもしれないが、もっともな意見だ。
プレゼントの前に、Amazon EchoとGoogle Homeのどちらが良いかという好みは確認しておかなければならない。ITギークは、技術に対する強い思い入れがあることに注意すべきだ。「Google HomeにはAPIが用意されていないが、『Google Now』の音声認識と応答は、Alexaよりもずっと優れている」と、あるITギークは持論を語る。
自動化デバイスには、自動車を含めることもできる。ホームネットワークに自動車を組み込んだITギークは次のように話す。「暗くなってから帰宅したときには、家の外灯が点くようにしている。自動車のパフォーマンスも分析し、渋滞状況や天候などを基に、どのような影響が燃料の使用量に変化を引き起こしたのか、どの経路を通れば燃料の使用量を抑えられたのかを把握できるようにしている」
最近では、ParticleやInsteonなどが提供するスマートホーム製品のキットを使用して、自宅、職場、自動車内といったあらゆる場所でIoT(モノのインターネット)を応用できるようになっている。「Particleのチップは、ロケットの誘導からドローンシステムまで、あらゆる種類のプロジェクトで役に立つ。私はこのチップを週に何度も利用している」と、あるITギークは言う。
プレゼントを贈る予定のITギークが、スター・ウォーズに登場するキャラクター「BB-8」のレプリカやAnkiが販売している「Cozmo」といったロボットの仲間を欲しがる可能性もあるだろう。「友情をお金で買うことはできないという声が聞こえてきそうだ」と、コンサルタントとして働くITギークの1人は笑いながら語る。
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