その価格に見合った価値はあるのか
徹底レビュー:あらゆる面で最高級の「ThinkPad X1 Yoga」に納得できるのは誰?(4/5 ページ)
システム構成
ThinkPad X1 Yogaの構成は、他の薄型ノートPCとほぼ共通する。CPUはIntelの第6世代Coreプロセッサーファミリーで、このレビューで評価している機材にはデュアルコアの「Core i7-6500U」を搭載していた。このプロセッサーは基本的に動作クロック2.5GHzで駆動するが、Intelの「Turbo Boost」機能が有効になると動的に最大3.1GHzまで動作クロックはアップする。標準価格のモデルでは、Intelの「Core i5-6200U」を搭載する。こちらは、通常の動作クロックが2.3GHzだが、Turbo Boostが有効になると2.8GHzでアップする。
グラフィック処理は、Core i7-6500Uに統合したIntelの「Intel HD Graphics 520」で実行する。日常用途から4K動画の再生まで対応できる処理能力を持つ。ただし、最新のグラフィックスエフェクトを3Dゲームで十分な速度で実行するにはには不十分だ。
ThinkPad X1 Yogaのシステムメモリでは、LPDDR3 1600をマザーボードにはんだ付けしている。これはThinkPad X1 Yogaをできる限り薄くするための工夫だが、メモリスロットを持たないため後からシステムメモリの容量を増やすことはできない。16GBのシステムメモリを搭載したモデルもあるが、そのメモリ容量で快適に動かすにはIntelのプロセッサでトップクラスの「Core i7-6600U」を搭載する必要がある。この構成では価格が2000ドルを超えてしまう。
ストレージの選択肢はM.2規格のSSDだけになる。それは、ThinkPad X1 Yogaのボディーが薄いため2.5インチのドライブベイを収容できないからだ。容量は128GBから1TBまで選択できる。この評価では512GBのSamsung製SSDを搭載した。このSSDもかなり高速だが、さらに性能が高いNVMeプロトコルには対応していない。なお、Lenovoは小額の追加料金で、NVMe対応SSDを提供している。
ベンチマーク
ベンチマークテストによる処理能力評価の前に、今回のレビューで評価したThinkPad X1 Yogaのスペックをここでもう一度まとめておこう。
| ディスプレイ | 14型、解像度2560×1440ピクセル、非光沢パネル。IPS方式 |
|---|---|
| OS | 64ビット版 Windows 10 Pro |
| CPU | Intel Core i7-6500U(2.5GHz/最大3.1GHz、2コア4スレッド、3次キャッシュメモリ4MB、TDP 15W) |
| グラフィックスコア | Intel HD Graphics 520(CPU統合) |
| システムメモリ | 8GB LPDDR3-1600デュアルチャネル(増設換装不可) |
| ストレージ | 512GB M.2 SSD(SAMSUNG MZNLN512HCJH) |
| 無線LAN | Intel Dual Band Wireless-AC 8260」 |
| Bluetooth | Bluetooth 4.1 |
| カメラ | 720p Webカメラ |
| 本体サイズ | 333(幅)×229(奥行き)×16.8(高さ)ミリ |
| 重量 | 約1.36キロ(標準構成) |
| サポート | 1年間保証 |
| 最小構成価格 | 1394ドル |
| 評価モデル構成価格 | 1871ドル |
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