ずばぬけた耐久性とパフォーマンス
「TOUGHBOOK CF-20」は他にないタフネス2-in-1、日常使いもあり?(1/3 ページ)
デザイン上の小さな問題はあるものの、パナソニックの「TOUGHBOOK CF-20」はずばぬけて優れたデバイスだ。このレベルの耐久性とパフォーマンスを備えたデバイスは他にない。
2-in-1デバイスは、コンピュータデザインの単なる流行やトレンドではないと断言して間違いない。今後も2-in-1デバイスは存続するであろう。その証拠と言わんばかりに、パナソニックはTOUGHBOOKのエンジニアリング部門に2-in-1のデザインの採用を命じている。その結果生まれたのが、取り外し可能なタブレット型のディスプレイを搭載した同社初のデタッチャブル&コンバーティブルTOUGHBOOKとなる「TOUGHBOOK CF-20」である。幸運にもTechTargetは、この最新デザインのTOUGHBOOK CF-20を手に入れて、くまなくテストする機会を手に入れた。
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構造とデザイン
TOUGHBOOK CF-20が普通のPCでないことは、箱から取り出した瞬間から一目瞭然だ。TOUGHBOOK CF-20は、頑丈さというシリーズ特有の特徴を備えている。具体的には、丈夫なABS樹脂のエッジと丸みを帯びた四隅、それから表面にあしらわれているシルバー調のマグネシウム合金パネルだ。重量は約1.76キロ。これはDellの「Dell Inspiron 11 3000」やLenovoの「Lenovo Yoga 710」などの一般消費者向けデバイスよりも500グラムほど重い。だが、前身の「TOUGHBOOK 19」からは540グラムの軽量化がなされている。
スペックシートによると、TOUGHBOOK CF-20はMIL-STD-810GとIP65の両方に準拠している。前者は耐久性に関して米軍が定めた厳しい要件で、後者は防塵(じん)と防水に関するIEC(International Electrotechnical Commission:国際電気標準会議)が定めた規格だ。さらに、それでも不十分だと言わんばかりに、電磁気の互換性に関する米軍の標準も満たしている。これだけではない。オプションとしてClass I Division 2、グループABCD認証を取得したモデルも用意している。各種標準を満たしていることから、TOUGHBOOK CF-20はその堅牢性について、お墨付きのデバイスだといえる。
本体をざっと確認すると、分かりやすいラベルが付いた複数の端子カバーがある。カバーの下には必須の端子やプラグが配置されている。画面の方に向かって少しスライドするとカバーが開いて、端子がその姿を見せる。現場技術者から確実に高く評価されるのは、全ての蓋が交換可能で、プラスのねじで止められていることだ。実際、本体の前面と底面を細かく確認すると、全てのねじがプラスねじであることが分かる。これはTOUGHBOOK CF-20を野外で修理するときに大きなメリットとなる。というのも、特殊なトルクスねじや超小型のHEX(六角)ビットを血眼になって探す必要がないからだ。
底面のエッジには、ハンドルが組み込まれている。2回強く押すとハンドル部分が飛び出す仕組みだ。ハンドル部分は固定した状態で使用する。スペックシートによると、このハンドルはキックスタンドの機能も果たすという。だが、この記述は誤解を招きかねない。TOUGHBOOK CF-20は不安定なデバイスだ。テスト中には平面に置いていても、画面を少し強めに押しただけで後ろに倒れそうになった。これはタッチスクリーン搭載のノートPCにあるまじき事態である。そこで、ハンドルの"キックスタンド"としての機能が役に立つ。ハンドルを引き伸ばすと安定感が増し、本体が後ろに倒れるのを心配することなくタッチスクリーンを使用できる。キックスタンドというよりは「スタビライザー(安定化装置)」と呼ぶのが適切だろう。
テスト中に見つけたもう1つの問題は、TOUGHBOOK CF-20が膝の上で使うのに適していないことだ。膝の上ではどうしても傾斜があるため、キーボードから手を離すとすぐに本体が倒れてしまう。残念だが、キックスタンドはこの状況の改善には役立たない。
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