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Dell、2021年度第3四半期ストレージ売上高は7%減 「PowerStore」好調も新規が不調
2021年度第3四半期決算を発表したDell Technologies。ストレージ関連の減収が目立った理由として、同社幹部はミッドレンジストレージアレイの売り上げ伸び悩みを挙げる。
Dell EMCは過去数年間、ストレージ関連製品の売上高での失速を好転させるために、ミッドレンジストレージアレイ製品「Dell EMC PowerStore」に頼ってきた。しかし現時点で失速を食い止めるには、その売上高は小さ過ぎる。
「PowerStore」に期待をかけるも……
Dell Technologies(以下、Dell)は2020年11月24日(現地時間)、2021年度第3四半期(2020年8月~10月)の業績を発表した。同社傘下のDell EMCのストレージ関連売上高は、前年同期比約7%減の約39億ドルだった。ジェフ・クラークCOO(最高執行責任者)はその理由として、ミッドレンジストレージアレイの売り上げの伸び悩みを挙げた。
何度かの遅延の末、2020年5月にDell EMCはPowerStoreを発表した。2016年の合併前、EMCとDellはそれぞれ幾つかのミッドレンジストレージアレイを持っており、合併後にも複数の製品が残った。製品選定をするユーザー企業は、どれが自社に最適な製品かを悩んだ可能性がある。Dell EMCが新しく提供したPowerStoreは、そうした混乱を解消すると期待されていた。
「当社のミッドレンジは縮小している」と、クラーク氏はDell EMCのストレージ売上高について述べる。PowerStoreは「ミッドレンジにおけるシェアの軌道を変える製品」(同氏)という位置付けだ。同氏によれば、Dell EMCのハイパーコンバージドインフラ(HCI)「Dell EMC VxRail」とストレージアレイ「PowerMax」の売上高は、2019年に比べて2桁成長した。だが同社はミッドレンジストレージアレイこそがストレージ市場の最大のセグメントだという認識に基づき、PowerStoreに注力する。
PowerStoreの売り上げはDellの2021年度第2四半期(2020年5月~7月)から第3四半期にかけて倍増したが「顧客基盤は小さい」とクラーク氏は述べる。同氏によると、PowerStoreを導入したユーザー企業のうち、Dell EMC製ストレージアレイの新規顧客は15%超にとどまった。多くは同社が提供する「Dell EMC Unity」やその前身の「EMC VNX」に加え、「Dell EMC SC」「Dell EqualLogic」「Dell EMC XtremIO」のミッドレンジストレージアレイからのアップグレードだったという。
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