Teamsでコミュニケーションコンプライアンス機能を使う4ステップ【後編】
「Teams」の不正チャット監視ポリシーを決める基本手順とは?
「Microsoft 365」のコミュニケーションコンプライアンス機能を使って「Microsoft Teams」のチャットを監視するために、IT管理者が決めなければいけないのが監視ポリシーだ。どのように決めればよいのか。
IT管理者がリスク管理を強化するために、ビジネスチャットツール「Microsoft Teams」のチャットを監視したい場合、Teamsを含むオフィススイート「Microsoft 365」(Office 365)のコミュニケーションコンプライアンス機能が役立つ。ただし機能を利用するには準備が必要だ。前編「『Teams』の不正チャットを防ぐMicrosoft 365の機能とは? 有効にするには」に続く後編となる本稿は、準備に必要な4ステップの3、4番目を解説する。
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ステップ3.監視対象者を決める
コミュニケーションコンプライアンス管理者(Communication Compliance Admin)の役割を持つIT管理者は、Microsoft 365の大企業向けプラン「Microsoft 365 E3」または「Microsoft 365 E5」の有効なライセンスが割り当てられている従業員を対象に、チャットをはじめTeamsやメールによるコミュニケーションを監視できる。コミュニケーションコンプライアンス管理者は、コミュニケーションコンプライアンス機能において、チャットの監視ポリシーを作成したり、ユーザーを特定のグループに分類したりできる役割だ。IT管理者はグループの分類機能を使うと、細かい監視ポリシーを効率的に適用しやすくなる。
ステップ4.監視ポリシーを作成する
必要な監視を十分に実施するには、IT管理者はグループごとにポリシーの計画と構成をする必要がある。これにはMicrosoftが提供しているポリシーテンプレートを利用する方法と、IT管理者が一からポリシーを作成する方法がある。IT管理者はTeamsのポリシーウィザードを使って、案内に従いながらポリシーの作成を進めることも可能だ。いずれの方法を使う場合でも、ポリシー作成には次の目的がある。
- ユーザーをグループに分類する
- ポリシーや監視対象チャットをレビューできるユーザーを選択する
- 監視するチャネル(仮想的な会議室)を選択する
- アラートを生成する条件とキーワードを指定する
- 組織外とのチャットと組織内のチャットのどちらを監視するかを選択する
コミュニケーションコンプライアンス機能の利用を開始するには、これ以外にもさまざまな手順や細かい設定が必要だが、本稿は基本の手順を紹介した。全ての準備が完了すると、Teamsはユーザーの監視を開始し、ポリシー違反を検知するとIT管理者にアラートを届けるようになる。
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