「PC仮想化」の主要製品は? 一押しポイントを整理(1/2 ページ)
PC仮想化に関する製品解説の記事を紹介します。製品/サービス選定の参考にご覧ください。
PC仮想化を実現するタイプ2ハイパーバイザーとは
ハイパーバイザーには「タイプ1ハイパーバイザー」と「タイプ2ハイパーバイザー」の2つのタイプがある。「ホスト型ハイパーバイザー」とも呼ばれるタイプ2ハイパーバイザーは、PC仮想化を実現する代表的な手段だ。(続きはページの末尾にあります)
記事一覧
タイプ1ハイパーバイザーとタイプ2ハイパーバイザーの違い
タイプ2ハイパーバイザーは、PCやサーバといった物理マシンのOSで仮想マシン(VM)を実行する。代表的なタイプ2ハイパーバイザーとして、Oracleの「Oracle VM VirtualBox」、Parallelsの「Parallels Desktop」、VMwareの「VMware Fusion」「VMware Workstation Pro」などが挙げられる。
「ベアメタルハイパーバイザー」とも呼ばれるタイプ1ハイパーバイザーは、物理マシンのハードウェアに直接インストールして利用する。ホストOSを介さず、直接リソースを制御するのが特徴だ。タイプ1ハイパーバイザーは、Oracleの「Oracle VM Server for SPARC」やVMwareの「ESXi」、Microsoftの「Hyper-V」などがある。
VMとそのゲストOSは、基本的には物理マシンと直接やりとりしない。エンドユーザーはどちらのタイプのハイパーバイザーが実装されているかを意識することはない。
タイプ2ハイパーバイザーは、一般的にタイプ1ハイパーバイザーよりも動作速度が劣る。タイプ1ハイパーバイザーは物理マシンで直接動作するが、タイプ2ハイパーバイザーはホストOSでアプリケーションとして動作する。タイプ2ハイパーバイザーのVMは、物理マシンのリソースへの要求をホストOSに渡す必要があり、ホストOSがハイパーバイザーに代わって物理マシンとやりとりする。これに対してタイプ1ハイパーバイザーは、物理マシンと直接やりとりできるので、より高速に動作する。
PC仮想化の管理方法
タイプ2ハイパーバイザーで実行するVMは、仮想マシンモニター(VMM)を使用して管理する。VMMはホストOSで動作し、VMの管理インタフェースとして機能するアプリケーションだ。仮想化ベンダーは通常、自社のVMMに名前を付けている。例えばOracleは、Oracle VM VirtualBoxのVMMを「Oracle VM VirtualBox Manager」(Oracle VM VirtualBox マネージャー)と呼ぶ。管理者はVMMを使ってVMの作成や削除、物理マシンのリソースの割り当てができる。
ベンダーコンテンツ PR
From Informa TechTarget
アクセスランキング
-
1
なぜ「Gemini 4 Argon」は出遅れたのか? Googleが狙う“逆転のシナリオ”
-
2
なぜ「全社配布Copilot」は使われないのか? 失敗に学ぶAI定着
-
3
鹿島建設のDXを阻む「10年前のAWS」 安全性と自由度を両立したモダナイズ
-
4
「IBM i(AS/400)はクローズドなシステム」という誤解 DXに寄与する一歩
-
5
損保ジャパンはなぜ「COBOL」を捨てなかったのか? 脱メインフレームの真相
-
6
情シスの約8割が転職や退職を意識 調査で分かった“辞めたくなる最大の理由”
-
7
ITエンジニア1265人調査 生成AIを使い込むほど「人の確認」が重い理由
-
8
全社標準Copilotに絶望? MS Copilotで問い合わせ6割減できた企業は何が違った
-
9
「Microsoft一択」で本当にいいのか 知らぬ間にライセンス費用が膨らむ真相
-
10
AIの導入効果はどう測る? DMM.comのエンジニア組織に学ぶ効果検証のノウハウ
ホワイトペーパーランキング PR
-
1
不審メールの経路や見せ方に変化? 2026年夏の3事例から見えた動向と対処方法
-
2
Microsoft 365を安全に運用 うっかりミスやサイバー攻撃に備えるデータ保護術
-
3
家庭用Wi-Fiルーターの業務利用は危険? 避けるべき理由と具体的な対策
-
4
財務部門がAIを最大限に活用する方法 無駄のない戦略的リーダーシップへの道
-
5
LLMが兵器化? 元FBI高官が鳴らす警鐘とセキュリティツール統合のポイント
-
6
「オンプレミス回帰」せざるを得ない“合理的な理由”
-
7
生成AIを開発に導入しても効果が見えない? 実証実験で分かった成果と課題
-
8
システムの保守がモダン化を阻む? 「変えない判断」から脱却する方法とは
-
9
経産省DX指針から読み解く、受発注業務デジタル化ロードマップ
-
10
HDDを使わない「SSDオンリー」が無謀なのはなぜ?
TechTargetジャパン SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
TechTargetジャパンをフォロー