長所と短所をまとめた
ノートPCの“キーボード”主要技術を比較、今選ぶべきは?(1/3 ページ)
最新のノートPCが採用するキーボードの種類は、実にさまざまだ。どれが使いやすいのか。主要なキーボード技術の良い面といまひとつな面を整理しよう。
ノートPCのキーボードの説明で「アイソレーション」や「メカニカル」という用語を耳にしたことがあるだろう。実際のところ、ノートPCユーザーにとってこれらの用語はどのような意味を持つのだろうか。
本稿では、最新のノートPCが採用する主要なキーボード技術を紹介する。感触やレイアウトなどの観点からキーボードを探したい場合は、優秀なキーボードを搭載したノートPCの選び方について解説した記事「ノートPCはキーボードで選ぶべき――失敗しないための3つのポイント」をお読みいただきたい。
従来型のキーボード
Lenovoの「ThinkPad T420」が搭載するキーボードが、従来型のキーボードの代表例になるだろう(写真1)。従来型のキーボードは、キーの側面が外側に向かって傾斜しており、キーの間隔は1ミリ程度しか確保していない。現在のノートPCではあまり見られなくなっており、キー同士が離れているアイソレーションキーボード(チクレットキーボードとも)に完全に置き換わっているといっても過言ではない(アイソレーションキーボードについては後述)。
従来型のキーボード最大の長所は、その親しみ易さだ。昔からノートPCを利用している人なら、このスタイルのキーボードが外見的にも感触的にも、最もなじみがあるだろう。もう1つの長所はキーボードを交換できることだ。従来型のキーボードはトレイに配置されており、大抵のノートPCでは完全に取り外して、1つの部品として交換できる。
3つ目の長所は、アイソレーションキーボードよりも一般的にキーストロークが深いことだ。従来型のキーボードのキーは、側面を傾斜させるために少し高さが必要になる。そのため、キーが上下に大きく動く設計にせざるを得ない。キーストロークが深くなるほど、キーを押したときの感触は心地よくなる傾向がある。
従来型のキーボードの短所は、清潔な状態を保つのが難しいことだ。キーの隙間を掃除するには、キーを取り外さなければならない。
従来型キーボードの長所と短所
長所
- 以前からノートPCを使用している場合は特にそうだが、親しみのある外観と感触が得られる
- アイソレーションキーボードと比べてキーストロークが深くなる可能性があり、キーを押したときの感触が良好である
- 簡単に交換できることが多い
短所
- 掃除が困難
- 大部分がアイソレーションキーボードに置き換わっているため、現在のノートPC市場では見つけるのが難しい
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