2013年04月03日 08時00分 UPDATE
特集/連載

SSD導入に関するTips【後編】SSD導入前に“これだけは確認しておきたい”4つのポイント

企業導入が増えているSSD。その製品や提供ベンダーが増えているが、その使用法を誤るとメリットを得にくい場合もあるという。自社に最適なSSD製品を選択するためのコツを紹介する。

[Carol Sliwa,TechTarget]

 ソリッドステートライブ(SSD)の導入でDIY(Do It Yourself)方式を選択する企業が増えている。前回の「SSD導入では『ウェアレベリング』と『データの整合性』に注意すべし」に続き、エンタープライズ環境でのSSD導入に際してDIY方式で臨むべきかどうかを判断する上で考慮すべきポイントを紹介しよう(関連記事:約70%の企業がSSD採用を進めている理由)。

 SSDストレージには幾つかのフォームファクターが存在するが、HDDスロットやPCIeバスに直接接続されるPCI Express(PCIe)フラッシュカードに装着するSAS、あるいはSATAベースのSSDを選択するのが一般的だ。

 直接接続するPCIeカードの主な利点の1つに、従来のストレージプロトコルに伴うオーバーヘッドがないために遅延が少ないことが挙げられる。しかし米Dragon Slayer Consultingのマーク・ステイマー社長によると、「DIYユーザーにとっては、HDDと同じフォームファクターでSASベースのSSDよりもPCIeカードの方が高いスキルを必要とする可能性がある」という。

 「HDDフォームファクターのSSDは、PCIe型よりもはるかにリスクが少ない。システム内蔵のSASコントローラーに接続するからだ」とステイマー氏は話す。ただし、SASコントローラー自体の制限があるのでパフォーマンスは劣るという。

SSDに最適な場所を選ぶ

 有名メーカー製のハイエンドアレイは、市販のSSDを組み込むのに適しているとはいえない。保証対象外のドライブを搭載することで保証が利かなくなったり、システムの動作に悪影響が出る恐れがあるからだ。

 「DIY方式でいくのであれば、デスクトップ、ノートブック、そしてサーバの順にSSDを導入するとよい」とステイマー氏はアドバイスする。JBOD(“Just a Bunch Of Disks”― シャーシ内の複数のディスクをサーバに接続した構成)も有力候補だという。「ストレージアレイはあまり適していない。有名ブランドの製品は、ケースを開けると保証が無効になってしまう」

 サーバ組み込み型SSDやPCIeフラッシュカードを複数のサーバ間で共有するための製品もある。米Sanbolicのソフトウェア「Melio」や、米QLogicのホストバスアダプター(HBA)製品の「Mt. Rainier」などだ。だが、こういった製品はDIY派にとって追加出費を意味する。

フラッシュキャッシュも検討すべき

この記事を読んだ人にお薦めのホワイトペーパー

この記事を読んだ人にお薦めの関連記事

Loading

注目テーマ

ITmedia マーケティング新着記事

news083.jpg

「アドエビス」が「モニプラ」と連携、ユーザー行動×定性データの施策評価が可能に
ロックオンは、「アドエビス」において、「モニプラ」と連携すると発表した。

news057.jpg

6秒動画に特化した動画広告配信サービス「BumVi」、ジーニーとトレンダーズが提供
ジーニーはトレンダーズと共同で、6秒動画に特化した新しい動画広告配信サービス「BumVi...

news055.jpg

トランスコスモス、Salesforceと連携したレコメンドダイレクトメール「レコレタ」を提供
トランスコスモスは、Salesforceと連携し、顧客セグメントに応じて紙のダイレクトメール...