2011年05月11日 09時00分 UPDATE
特集/連載

ストレージへの適正を判断する方法も紹介SSD利用形態の2つの選択肢──キャッシングかプライマリストレージか

SSDへのデータ格納方法には、2つの基本的な実装形態がある。キャッシングとプライマリストレージだ。

[Dennis Martin,TechTarget]

 本稿ではソリッドステートストレージ技術を利用したデータ格納の2つの形態について説明する。1つはソリッドステートドライブ(SSD)を利用したデータキャッシング、もう1つはプライマリストレージとしてSSDを利用するという形態だ。2つの実装形態の長所と短所、そしてどちらの手法が自社環境に適しているかを判断する方法についても解説する。

 ソリッドステートストレージ技術、あるいはSSDが多くのデータストレージ担当者の注目を集めているのは、SSDを利用することでストレージシステムのパフォーマンスが劇的に改善する可能性があるからだ。SSDプロジェクトに取り組む際には、最初に2つの決定を行う必要がある。使用するハードウェアのフォームファクターとSSDにデータを格納する方法だ。

SSDキャッシング

 キャッシングというのは、コントローラー(ソフトウェア、サーバに組み込まれたRAIDコントローラー、ハイエンドの外部ディスクコントローラーなど)が、従来のディスクストレージの前に置かれるキャッシュとしてSSDを利用する手法だ。キャッシングコントローラーは頻繁にアクセスされるデータ(「ホットデータ」とも呼ばれる)を特定し、このデータを自動的にSSDメディアに移動する。キャッシングアルゴリズムはキャッシングコントローラーによって多少異なるが、最も高速なメディアにホットデータを置くことによってI/Oパフォーマンスを改善し、I/O遅延を減少させるというのが基本的な考え方だ。I/Oパターンは日々刻々変化するため、キャッシングコントローラーはどのデータが最も頻繁にアクセスされるかを自動的に監視し、それを最も高速なメディアに移動する。ユーザーや管理者による操作は不要だ。

この記事を読んだ人にお薦めのホワイトペーパー

この記事を読んだ人にお薦めの関連記事

Loading

注目テーマ

ITmedia マーケティング新着記事

news068.jpg

マーケティングとITの知識を兼ね備える人材の不足が課題、ITRが調査
アイ・ティ・アールは2015年8月4日、「ITR Cross View:マーケティング管理市場の実態と...

news063.jpg

台湾越境EC支援事業でマイクロアドとペンシルが業務提携
マイクロアドとペンシルは2015年8月4日、台湾越境EC支援事業における業務提携に合意した...

news067.jpg

ナビプラス、離脱ユーザーにメールでリターゲティングするサービスを提供開始
ナビプラスは2015年8月3日、Webサイトから離脱したユーザーにリアルタイムにメールを自動...