“残念”と言われないユニファイドコミュニケーション導入の進め方できる「ユニファイドコミュニケーション」【第1回】

「ユニファイドコミュニケーション(UC)が現実味を帯びつつある。だが、システムを導入しただけで十分に使いこなせていない企業も多い。成功と失敗を分ける鍵はどこにあるのか。

2015年01月15日 12時00分 公開
[織茂洋介,TechTargetジャパン]

 ユニファイドコミュニケーション(UC)とは、特定のテクノロジーを表したものではない。音声通話やテキスト、動画といったさまざまなコミュニケーションの手段をIPネットワークで利用できるようにした仕組みの全体像と理解すればいいだろう。

 UCという概念自体は古くから存在するが、クライアントPCと固定電話を軸にしたシステムは、あまり魅力的な存在ではなかった。ところがここ数年、スマートデバイスへの対応強化を背景に性能も使い勝手も向上した製品が登場しており、大企業を中心に徐々に利用が拡大しているという。

 だが、UCを導入したはいいが、それを十分に使いこなせていない企業も多い。成功と失敗を分ける鍵はどこにあるのか。UCの現在を見つめつつ、これから企業が進むべき道を探す。

UCが「開花」し始めた背景

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