メッセージングアプリの流行をIT部門が喜ぶべき理由LINEだけではない注目アプリ、巨額買収続出の背景は

企業のCIOが今後着目すべきは、コンシューマー向けメッセージングアプリ市場と、エンタープライズサーチを駆使したエンドユーザーによるビッグデータ活用だ。また、「シチズンデベロッパー」の台頭も押さえておきたい。

2014年11月20日 08時00分 公開
[Nicole Laskowski,TechTarget]

 今日のように買収が盛んな経済において、米Facebookが新たにモバイルメッセージングアプリを追加すべく米WhatsAppの買収に費やした190億ドルという金額は、IT業界のこれまでの事例と比較してどのような位置付けとなるのだろうか。米調査会社Gartnerのアナリスト、ラリー・カネル氏が2014年の年次カンファレンス「Gartner Catalyst Conference 2014」で語ったところによれば、190億ドルは「携帯端末事業をめぐり、米Googleが米Motorola Mobilityの買収に支払った額よりも多く、コンピュータ事業をめぐり、米Oracleが米Sun Microsystemsを買収した際に払った額よりも多い」という。

ITmedia マーケティング新着記事

news061.png

高齢男性はレジ待ちが苦手、女性は待たないためにアプリを活用――アイリッジ調査
実店舗を持つ企業が「アプリでどのようなユーザー体験を提供すべきか」を考えるヒントが...

news193.jpg

IASがブランドセーフティーの計測を拡張 誤報に関するレポートを追加
IASは、ブランドセーフティーと適合性の計測ソリューションを拡張し、誤報とともに広告が...

news047.png

【Googleが公式見解を発表】中古ドメインを絶対に使ってはいけない理由とは?
Googleが中古ドメインの不正利用を禁止を公式に発表しました。その理由や今後の対応につ...