比較で分かったGoogle「ハングアウト」のSkype、FaceTimeを超える機能ライブ配信や動画の同時閲覧が可能

「Skype」「FaceTime」などが知られるビデオメッセージング市場に「ハングアウト」で本格参入した米Google。機能を詳細に見ると先行サービスを超える高い水準だった。機能を比較する。

2013年06月28日 18時30分 公開
[Hannah Becker,TechTarget]

 ビデオメッセージングサービスは多くの選択肢があり、「Skype」「FaceTime」「ooVoo」が特に有名だ。だが、米Googleの「Hangout」(以下、ハングアウト)も見逃せない。このGoogleサービスは、他の人気サービスと同じ機能を全て網羅している上、他サービスにはない機能も幾つか提供する。

 Googleは、2013年5月中旬に米国カリフォルニア州マウンテンビューで開催した年次開発者会議「Google I/O 2013」で、「ハングアウト」の名称で提供してきたGoogle+のビデオ通話サービスと、一般的なインスタントメッセージング(IM)機能、画像共有機能などを統合したサービスを発表した。名称は「ハングアウト」が踏襲され、このサービスのスタンドアロンアプリも公開された。

 ハングアウトは、WebやAndroidおよびiOSプラットフォームで利用でき、「WhatsApp」や新たにアップデートされた「BlackBerry Messenger」のような類似のクロスプラットフォーム対応のメッセージングサービスと直接競合する。また、ハングアウトサービスのWebバージョンでは新機能が追加されており、絵文字の利用や画像共有が可能になった他、友人がオンラインでなくてもIMを送信できるようになった。

Skype、FaceTimeと機能を比較

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ITmedia マーケティング新着記事

news132.jpg

ハロウィーンの口コミ数はエイプリルフールやバレンタインを超える マーケ視点で押さえておくべきことは?
ホットリンクは、SNSの投稿データから、ハロウィーンに関する口コミを調査した。

news103.jpg

なぜ料理の失敗写真がパッケージに? クノールが展開する「ジレニアル世代」向けキャンペーンの真意
調味料ブランドのKnorr(クノール)は季節限定のホリデーマーケティングキャンペーン「#E...

news160.jpg

業界トップランナーが語る「イベントDX」 リアルもオンラインも、もっと変われる
コロナ禍を経て、イベントの在り方は大きく変わった。データを駆使してイベントの体験価...