Excelが自ら考えるようになるAI機能「Ideas」とは「Office 365」がAI技術で進化

Microsoftはオンラインオフィススイートの「Office 365」に、人工知能(AI)技術を駆使した新しい機能を盛り込んだ。中でも注目の機能は「Ideas」だ。

2018年10月14日 05時00分 公開
[Ed ScannellTechTarget]
画像

 オンラインオフィススイート「Office 365」は、機械学習をはじめとする人工知能(AI)技術を用いた、多数の機能を搭載し始めている。こうした機能は、Microsoftの全般的なクラウド戦略における、Office 365の戦略的な役割を浮き彫りにしている。

 Microsoftによると、Office 365のオンラインサブスクリプション契約は、この2年で急増。コンシューマー向けでは2018年7月現在で3140万件に達し、企業向けでも前年同期比で4割近く増加した。より多くのユーザーが、クラウドに安心してデータを預けるようになってきた。

 調査会社Technology Business Research(TBR)の上級アナリスト、ミーガン・マグラス氏は、Office 365は「ユーザーがいち早く、進んでパブリッククラウドにデータを保存するようになったサービスだ」と解説する。

 Office 365は、MicrosoftがAmazon Web Services(AWS)との競争で優位に立つために重要な存在だという見方で、アナリストは一致する。

 調査会社Directions on Microsoftのアナリスト、ジョシュ・トゥルーピン氏は「Microsoftにとって、Office 365は同社のクラウドを主導する存在であり、同社がサブスクリプションモデルを固める助けになっている」と説明する。

 TBRのマグラス氏によると、Office 365の存在感はあまりに大きいという。「AWSには『Microsoft Office』のように浸透した財産がない。たった1つの製品/サービスであっても、AWSは対抗できないだろう」と同氏は語る。

Office 365に加わったAI機能「Ideas」

会員登録(無料)が必要です

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

髫エ�ス�ス�ー鬨セ�ケ�つ€驛「譎擾スク蜴・�。驛「�ァ�ス�、驛「譎冗樟�ス�ス驛「譎「�ス�シ驛「譏懶スサ�」�ス�ス

事例 株式会社イージフ

業務アプリやコラボツールに散在するコンテンツ、他社はどう管理している?

情報の量と種類が急増する今、社内の各種ツールに散在する情報を単一の保存先で管理することはますます難しくなった。こうした情報を部門を超えて連携させて、効率的に活用するには、どうすればよいのか。4社の事例を基に、解決策を探る。

製品資料 株式会社イージフ

企業規模に応じて難しくなるコンテンツ管理、社内外での共有を楽にするには?

文書や画像、動画などのコンテンツ管理は、企業の規模が大きくなるにつれて難しくなる。チームやプロジェクトごとに社内外で情報を共有したり、法的保存義務のある文書などを適切に管理したりするには、どのようなアプローチが有効なのか。

事例 株式会社イージフ

Lotus Notesの文書管理基盤のリプレース事例に見る、情報共有を合理化するコツ

あるハウスメーカーでは、約300箇所に展開する展示場と本社との情報共有に課題を抱えていた。従来はLotus Notesの掲示板機能を使用していたが、それでは異なる種類の文章を一元管理できなかったという。同社の解決方法を詳しく解説する。

事例 株式会社イージフ

非効率な検索作業を解消した、メーカーの文書管理システム刷新の取り組み

グローバルで生産販売事業を展開しているあるメーカーでは、既存の文書管理システムの非効率さや、訴訟時のeディスカバリ対応などに課題を抱えていた。同社はこれらの課題を解消すべく、文書管理システム刷新に踏み切った。

製品資料 j2 Global Japan有限会社

FAX運用を改善、コスト削減にとどまらない「クラウド化」のメリットとは?

業務効率化やコスト削減を目的にさまざまな業務で紙からの脱却が進む中、「取引先の希望でFAXを廃止できない」といったFAX運用の課題を解消すべく、クラウドFAXへの期待が高まっている。その導入メリットを解説する。

アイティメディアからのお知らせ

驛「譎冗函�趣スヲ驛「謨鳴€驛「譎「�ス�シ驛「�ァ�ス�ウ驛「譎「�ス�ウ驛「譎「�ソ�ス�趣スヲ驛「譎「�ソ�スPR

From Informa TechTarget

「テレワークでネットが遅い」の帯域幅じゃない“真犯人”はこれだ

「テレワークでネットが遅い」の帯域幅じゃない“真犯人”はこれだ
ネットワークの問題は「帯域幅を増やせば解決する」と考えてはいないだろうか。こうした誤解をしているIT担当者は珍しくない。ネットワークを快適に利用するために、持つべき視点とは。

Excelが自ら考えるようになるAI機能「Ideas」とは:「Office 365」がAI技術で進化 - TechTargetジャパン 情報系システム 隴�スー騾ケツ€髫ェ蛟�スコ�ス

TechTarget郢ァ�ク郢晢ス」郢昜サ」ホヲ 隴�スー騾ケツ€髫ェ蛟�スコ�ス

ITmedia マーケティング新着記事

news017.png

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

news027.png

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

news023.png

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...