いまさら聞けないExcel便利機能「ピボットテーブル」の簡単な使い方Excel関数「LARGE」を使いこなすヒント【第5回】

「Excel」で関数を使わずにデータ分析をしたい場合は、「ピボットテーブル」機能を使う手がある。初心者にとってはとっつきにくい、ピボットテーブルの使い方をおさらいしよう。

2023年02月14日 08時15分 公開
[Eric St-Jean, Bill JelenTechTarget]

 Microsoftの表計算ソフトウェア「Microsoft Excel」には、データ分析に使えるさまざまな関数がある。ある範囲内のデータの中から、指定した順位の大きさのデータを算出する「LARGE」は、その一例だ。

Excelの便利機能「ピボットテーブル」の簡単な使い方

 数式を使わずにデータを分析するには、Excelの「ピボットテーブル」が選択肢となる。ピボットテーブルを一言で説明すると、

会員登録(無料)が必要です
  • 分析のための軸(ピボット)を任意に設定できる表(テーブル)

のことだ。

 データが適切に構造化されていれば、ピボットテーブルは比較的短時間で簡単に作成できる。ピボットテーブルを作成する時は、表形式で構成した適切なデータを使用する必要がある。そうすることで、起こり得る問題を防止し、ピボットテーブルの作成とメンテナンスを簡素化できる。

 ピボットテーブルを作成するには、まずExcelの「挿入」タブの「ピボットテーブル」をクリックする。「ピボットテーブルの作成」ダイアログボックスが表示されたら、使用するデータを選択し、「OK」をクリックする。

 ピボットテーブルとフィールド(列)リストが表示されたら、行として表示したい要素をフィールドリストの「行」のエリアに、集計したい数値の要素を「値」のエリアにドラッグ&ドロップする。ピボットテーブルを使えば、任意の順序でデータを表示できる。

TechTarget発 世界のインサイト&ベストプラクティス

米国TechTargetの豊富な記事の中から、さまざまな業種や職種に関する動向やビジネスノウハウなどを厳選してお届けします。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

新着ホワイトペーパー

製品資料 株式会社スタディスト

「そのマニュアル、本当に見られている?」 活用されるマニュアルのポイント

業務マニュアルは使われて初めてその効果を発揮するが、そもそも見られていないことから、業務課題を一向に解決できないという企業は多い。“活用されるマニュアル”を作成・共有するには、どんなポイントを押さえるべきか。

市場調査・トレンド oVice株式会社

ハイブリッドワークか出社か、200人調査から探る理想の働き方と課題対応策

ハイブリッドワークの浸透や出社への回帰など、働く環境は企業や組織によってさまざまだ。200人超を対象に行った調査の結果を基に、ビジネスパーソンが考える理想の働き方を明らかにしながら、見えてきた課題への対応策を探る。

製品資料 ソフトバンク株式会社

「Microsoft 365 永続割引オファー」法人向けキャンペーン

Microsoft Office更新時期の企業・グループウェア導入を検討中の企業向けに、「Microsoft 365」をお得に利用できるキャンペーンを紹介する。

製品レビュー oVice株式会社

活用事例から学ぶ、コールセンターのバーチャル化がもたらすメリットとは

テレワークなどの新しい働き方が定着し、そのことが組織の業績に好影響を及ぼしている一方、さまざまな課題が顕在化しつつある。コールセンター業務にフォーカスし、これらの課題の解決に向けた取り組みを紹介する。

製品資料 ユミルリンク株式会社

メルマガや通知メールの不達や遅延はなぜ発生する? 原因と対策を徹底解説

顧客へと配信されるメールマガジンやトランザクションメールだが、その不達や遅延に悩む企業は少なくない。ビジネス機会の損失にも直結しかねないこれらの問題は、なぜ発生するのだろうか? その原因と対策を詳しく解説する。

From Informa TechTarget

お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。

ITmedia マーケティング新着記事

news130.jpg

Cookieを超える「マルチリターゲティング」 広告効果に及ぼす影響は?
Cookieレスの課題解決の鍵となる「マルチリターゲティング」を題材に、AI技術によるROI向...

news040.png

「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。

news253.jpg

「AIエージェント」はデジタルマーケティングをどう高度化するのか
電通デジタルはAIを活用したマーケティングソリューションブランド「∞AI」の大型アップ...