「上位3位」「上位5位」といった特定の大きさの数値を見つけたい場合に、「Excel」の関数「LARGE」が活躍する。ただし適切に利用しないと、エラーが生じることがある。回避するこつは。
Microsoftの表計算ソフトウェア「Microsoft Excel」の関数「LARGE」は、ある範囲内のデータの中から、指定した順位の大きさのデータを算出する。特に「上位3位」「上位5位」といった特定の大きさの数値を見つけたい場合にLARGEは有効だ。例えば「自社の売上高の上位3位」を見つける必要があるときに役立つ。
LARGE」の使い方は簡単だ。ただし次のように、幾つかのエラーが発生する場合がある。
LARGEの引数「配列」として、対象のセル範囲を選択する際には、参照する全てのセルを含める必要がある。例えばある列に100行のデータがある場合、参照するセル範囲を指定する際に、100行全てを含める。これは現在のセル範囲の下にデータを追加する場合、特に重要なポイントだ。既存のセル範囲に10行のデータを追加した場合は、LARGEのセル範囲を更新して、10行全てを含めなければならない。
引数「順位」の値がデータの数より小さいかどうか確認することも、失敗を防ぐ重要なポイントだ。例えば10行のデータしかないのに、順位を11にするとエラーになる。LARGEが返す結果は「数値」であるため、セル範囲には数値のみを含める必要がある点にも注意が必要だ。
第4回はLARGEと併用する幾つかのExcel関数を解説する。
米国TechTargetの豊富な記事の中から、さまざまな業種や職種に関する動向やビジネスノウハウなどを厳選してお届けします。
SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...
SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。
「Fortnite」を活用 朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...