「1人ひとりの思考パターンに合った学びを提供したい」。アルクテラス(東京都大田区)はこうした思いの下、学習者の理解度に沿った学習方法「アダプティブラーニング」を追求する個別指導塾「志樹学院」や、学習者の個性に配慮した指導支援ツール「カイズ」などの事業を手掛けるEdTechプレーヤーだ。
生徒1人ひとりを大切にするという同社の思想から生まれたノート共有サービスが「Clear」である。その特徴とは何か。教育機関での活用の可能性とは。同社代表取締役社長である新井 豪一郎氏に聞いた。
Clearは「ノート」というアナログ媒体を共有して、個別の学習者の課題解決を狙うWebサービスだ。「問題につまずいているときに、他の人の知恵が得られるとありがたいものだ」という新井氏の考えを基に開発した。
例えば、学生時代に数学の問題を解いているとき、解答・解説を読んでも納得できなかったり、途中で式が過度に省略されていて困ったりすることはないだろうか。そんなときは恐らく、友達や教員に助けを求めた人も多いだろう。それをITの力を借りて、オンラインで気軽にできるようにしたのがClearだ。
Clearできることは、大きく2つある。
ネトフリ「広告付きプラン」は誰得? 業界関係者の反応は……
広告モデルへの一部移行がうわさされるNetflix。新たなプランが増えることで視聴者と広告...
変革ビジョンはなぜ形骸化してしまうのか?――調査が明かした経営層と現場の社員のギャップ
掛け声ばかり勇ましくて実際の取組みは遅々として進まない――。DXに関して同じ悩みを抱...
「マーケティングDX人材」を定義する
2022年、日本企業はDXのあるべき姿を実現するために、自社のマーケティングを大きく進化...