LoiLoが開発・販売し、教育関係者からの人気を博したプレゼンソフト「ロイロノート」。同社経営陣も驚く教育分野でのフィーバーをきっかけに生まれたのが、授業支援アプリ「ロイロノート・スクール」だ。
ロイロノート・スクールのユーザーである京都の公立小学校児童の画面。学校側はプレゼンツールとして導入したものの、この児童は特に指示されることもなく、授業内容を時系列や単元ごとに並べて思考を可視化する道具として使っていた。竜太郎取締役も「想定外」だというこうした事例が生まれるほど、その用途は幅広い《クリックで拡大》
教育機関で最もよく使われるIT製品の1つである「授業支援ソフトウェア」。教員が学習者の課題への取り組み状況を容易に把握できたり、学習者への教材の一括配布や答案の一斉回収などの機能を備え、1人1台の端末環境を整備したPC教室では必要不可欠とされてきた。
時代は移り変わり、今では教育機関へのタブレットの普及が進み、PC教室ではなく普通教室でも1人1台環境を実現する教育機関も増えてきた。こうした状況に呼応し、授業支援ソフトもタブレット対応を進めつつある。その波にいち早く乗ったのが、プレゼンテーション資料作成ソフトとして人気だった「ロイロノート」を教育機関向けにアレンジした「ロイロノート・スクール」だ(ロイロノートについては「Keynoteを超えた? iPad用プレゼンアプリの新標準『ロイロノート』」を参照)。
ロイロノート・スクールは2014年の登場以来、早くも全国の教育機関での採用が相次いでいる。ロイロノート・スクールの強みとは何か。開発背景や採用状況も含め、開発元であるLoiLoのCEOである杉山浩二氏(以下、浩二CEO)と、同社取締役である杉山 竜太郎氏(以下、竜太郎取締役)の両名に話を聞いた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...