教育ITニュースフラッシュ
iPhoneアプリを授業で開発、岐阜県の公立高校生が挑戦
中高一貫女子校である品川女子学院の「Evernote Business」導入事例から、グリーが提供する情報モラル教材まで、注目の教育IT関連ニュースをお届けします。
教育機関のIT導入事例、教育機関向けの新製品に関するニュースを紹介する教育ITニュースフラッシュ。中高一貫の女子校である品川女子学院が「Evernote」の企業版を導入した事例から、ソーシャルゲームの雄グリーが提供する情報モラル教材まで、さまざまなニュースがありました。
岐阜県立岐阜商業高等学校、iPhoneアプリ開発講座を開始
同校情報処理科の3年生16人と2年生20人に、授業の一環としてiPhoneアプリの開発を経験させる。同科が通常の授業で教えているシステム開発や情報ビジネスに関する知識だけでなく、実務的なプログラミングを経験する機会を生徒に与えるのが狙いだ。3年生向け講座は2014年5月から、2年生向け講座は同年6月から開始。講座は毎週開催し、2014年度内に複数のiPhoneアプリを開発し、公開する。2013年度も当時の3年生を対象に同様の取り組みを実施しており、6種のiPhoneアプリを開発、公開した実績がある。同講座は、iPhoneアプリ開発支援のタイムカプセル(岐阜県大垣市)や岐阜県と協力して実施する(発表:岐阜県、タイムカプセル<2014年5月23、25、26日>)。
品川女子学院が企業版「Evernote」を導入 生徒約200人が利用
米Evernoteの企業向け情報記録ツール「Evernote Business」を、2014年5月から高等学校2年の全生徒205人を対象に導入する。これまでも一部の教職員や管理職を対象に導入していたが、対象を高校2年生全員にも広げることで情報共有をしやすくする。同校では、既に個人向けの「Evernote」を教員や生徒が利用しており、生徒がクラス内での連絡事項を共有したり、教員が年間の学習計画を「デジタルシラバス」としてアップロードするなどしてきた。保存するデータが増えてきたこともあり、保存容量や月間アップロード容量に余裕があるEvernote Businessの導入を進める。今後は教員の指導ノウハウも蓄積し、学校全体の指導力向上の情報基盤としたい考えだ(発表:Evernote<2014年5月26日>)。
大阪大学や東北大学などが相次ぎスパコン刷新
東北大学 サイバーサイエンスセンターで2014年10月、大阪大学サイバーメディアセンターで同年12月に新たなスーパーコンピュータ(スパコン)が稼働する。両センター共に、もともとNECのベクトル型スパコン「SXシリーズ」を導入しており、今回の刷新でもSXシリーズの新版である「SX-ACE」を採用した。刷新後のシステム規模は、東北大学 サイバーサイエンスセンターが40ラック2560ノード、大阪大学サイバーメディアセンターが1536ノード。1ラック当たりの演算性能を高めた新型スパコンの導入で計算環境を強化し、最先端研究を後押ししたい考えだ。また2015年6月には、国立環境研究所でもSX-ACE384ノードによる新計算環境が稼働する(発表:NEC<2014年5月29日>)。
大手前大学がMOOC講座の受講受け付けを開始
NTTナレッジ・スクウェアとNTTドコモが共同運営する大規模公開オンライン講座(MOOC)である「gacco」は2014年5月27日、新たに大手前大学(兵庫県西宮市)が配信する講座の受講受け付けを開始した。同年8月25日に開講するのは俳句に関する講座で、同大学の川本皓嗣名誉教授が担当する。同講座では、オンラインで学習した内容を基に対面で発展的な講義をする「反転学習コース」も用意。対面講義は兵庫県西宮市で開催する。反転学習コースは原則として有料で交通費は参加者の負担とするが、議論の活発化のため定員の一部を「高校生特別枠」とし、高等学校の生徒を参加費と交通費無料で招待する(発表:NTTナレッジ・スクウェア、日本オープンオンライン教育推進協議会<2014年5月27日>)。
グリーが情報モラル教材を開発 教育機関に無料配布
独自作成の情報モラル教材「事例に学ぶ情報モラル」の2014年度版を2014年6月上旬に配布する。教育機関の情報教育の支援と、児童・生徒の情報モラルやインターネットリテラシーの向上が目的。同教材はインターネットで起きた“炎上”などの実際の事例を題材にし、インターネットでの適切なふるまいが学べるように工夫している。教材は「Microsoft PowerPoint」ファイルを中心としたCD-ROMと指導者用の手引書、学習者用冊子で構成される。同社は2013年度にも同様な教材を提供しており、中学校や高等学校を中心に約32万部の申し込みがあったという(発表:グリー<2014年5月22日>)。
CA Tech Kidsがプログラミング教室を横浜に開校
サイバーエージェントグループのCA Tech Kidsが、小学生向けのプログラミングスクール「Tech Kids School」の横浜校を2014年10月に開校する。同スクールは2013年10月に東京渋谷校、2014年4月に大阪梅田校を開校。子ども向けプログラミング教育への関心の高まりを受け、首都圏の2校目として横浜校の開校を決めたという。Tech Kids Schoolは、これまでに述べ2000人以上の小学生にプログラミング講座を実施。学習用プログラミング言語の「Scratch」に加え、「Objective-C」「JavaScript」といった実際のアプリケーション開発やWeb開発に使えるプログラミング言語も教える(発表:CA Tech Kids<2014年5月23日>)。
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