2011年08月30日 09時00分 UPDATE
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グループウェア導入事例:GRIDY グループウェア「モッズ・ヘア」店舗と本社をつなぐSaaS型グループウェアとは?

「モッズ・ヘア」ブランドで知られるエム・エイチ・グループが、SaaS型グループウェアへのリプレースを行った。目指したのは本社と直営サロン22店舗とをつなぐ情報共有基盤の構築だ。

[吉村哲樹]

ITとビジネスの両面でグループウェア刷新の必要性

 エム・エイチ・グループは、ヘアサロン「モッズ・ヘア」の運営事業を中心に、サロンで使用するプロ仕様のプライベートブランド商品の開発・販売を手掛ける企業だ。パリで発祥した「モッズ・ヘア」のプロフェッショナル精神を引き継ぐスタジオワーク専門ヘアメイクチームを擁し、「パリコレクション」やCM、ファッション雑誌などのヘアメイクを手掛けるヘアメイク事業、スケールメリットを生かして低いクレジット手数料率でクレジット決済が行えるクレジット決済代行サービスを展開する美容室支援など、事業内容は多岐にわたる。

 同社は2011年1月、社内で運用するグループウェアシステムを全面刷新した。その背景には社内ITを運用管理していく上で、やむにやまれぬ事情があったという。エム・エイチ・グループ 管理部 マネジャーの宮崎恵子氏は、次のように語る。

 「もともと、ある国産グループウェアを社内で利用していたのですが、ユーザー数が増えていくことに対応するため、従来の契約ライセンス数ではまかない切れなくなってきていました」

画像 宮崎氏

 こうした事情に加え、同社では全社的な経営戦略の観点からも、グループウェア基盤を見直す必要性に迫られていた。同社は全国に「モッズ・ヘア」ブランドの直営サロンを22店舗(直営サロン19店舗、業務委託店3店舗)、フランチャイズサロンを73店舗展開している。このように多くのサロンをスムーズに運営しつつ、かつグループ全体のブランド力を強化していくためには、本社とサロンの間でより密接な情報共有を行う必要があった。そのための仕組みとして、地理的に離れた本社とサロン、あるいはサロン間でのコミュニケーションと情報共有を促進するための、共通プラットフォームの整備が急務だった。

 「以前は本社に直営サロン担当が常勤していましたが、現在は直営サロン担当のディレクターとエリアマネジャーがサロンでも営業を行っているため、同じグループウェアを使用することで、本社と直営サロンの距離を少しでも縮めて、よりスムーズかつ確実な情報共有を実現したいと考えました」

 しかし、グループウェアのユーザー数を増やすとなると、当然のことながらライセンスコストの負担も増すことになる。そこで、当時運用していたグループウェア製品のサポートが2010年末で切れることを機に、宮崎氏はこれに替わる新たなソリューションの導入検討を開始した。

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