AWSとWindows Azureのパフォーマンスを管理するにはクラウドの課題「パフォーマンス管理」を解決する【後編】

Amazon Web ServicesやWindows Azureは、それぞれのユーザーがクラウドサービスのパフォーマンスを管理するための手法や情報を提供している。

2011年10月19日 09時00分 公開
[Roger Jennings,TechTarget]

 前編「パブリッククラウドのパフォーマンスを監視するオンラインリポートツールの利用」ではパブリッククラウド型アプリケーションのパフォーマンスを監視するためのオンラインリポートを紹介した。だが、オンラインリポートを利用するだけではパフォーマンス監視には不十分だ。パフォーマンスログをダウンロードして分析したり、アラームの通知やグラフィカルリポートの提供を行ったりできるオンプレミスの診断管理ツールも、購入するか、開発しなければならない。

 米AmazonのAmazon Web Services(AWS)部門のようなIaaS(Infrastructure as a Service)プロバイダーは、インフラサービスとセットで各種の運用指標データを提供することに力を入れている。Windows AzureやSQL AzureのようなPaaS(Platform as a Service)でも、アプリケーションとそのコードに関する詳しい情報が提供されており、それらをカスタマイズすることも可能だ。

ITmedia マーケティング新着記事

news112.jpg

「インクルーシブマーケティング」実践のポイントは? ネオマーケティングが支援サービスを提供
ネオマーケティングは、インクルーシブマーケティングの実践に向けたサービスを開始した...

news135.jpg

Xが新規アカウントに課金するとユーザーはどれほど影響を受ける? そしてそれは本当にbot対策になるのか?
Xが新規利用者を対象に、課金制を導入する方針を表明した。botの排除が目的だというが、...

news095.jpg

Googleの次世代AIモデル「Gemini 1.5」を統合 コカ・コーラやロレアルにも信頼される「WPP Open」とは?
世界最大級の広告会社であるWPPはGoogle Cloudと協業を開始した。キャンペーンの最適化、...