従来のオンプレミスによるIT導入は、ベンダー主導の導入プロセスで進められてきた。だが、クラウド登場で、ユーザーが主導権を持つ構図に変わったという。AWS CTOの寄稿記事を掲載する。
新年の始まりは、現在のビジネス手法や計画を見直して、会社にプラスの効果をもたらす賢明な変化について検討するのに良い時期です。あらゆる企業でこれまで最終収益を最も圧迫してきたコスト項目は、ITインフラストラクチャの設備投資と運用コストです。
企業は今こそ、これまでITインフラストラクチャの所有と維持管理に費やしてきたコスト、時間、労力などのリソースについて真剣に考慮し、それらが自社の中核をなす事業の差別化に意味のある貢献をしているかどうか厳しく問い直すべきです。それ以外に、ITインフラストラクチャと将来の必要要件を管理するより優れた方法があるでしょうか。
これまで、製品担当エンジニア、従業員、および開発者の時間の実に70%が、ITインフラストラクチャの調達、待機、セットアップ、および維持管理に費やされてきたと見積もられています。インフラストラクチャ関連の製品やホスティングサービスを調達するときに付きものの、長く退屈な見積もり依頼プロセスとベンダー管理も、膨大な時間とリソースを消費します。このようなビジネス手法はまさにITの旧世界です。
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さまざまなメリットをもたらす仮想化環境だが、2023年にVMwareが買収されたことで、ユーザー企業は難しい判断を強いられている。そこで、コストメリットも大きい、仮想化環境のモダナイゼーションの方法について解説する。
データ分析・利活用のニーズが高まる中、アクションのベースとなるデータも膨大な容量となり、今後も増え続けていく見通しだ。そうなると、各企業はデータ利活用基盤として、信頼性や拡張性の高いストレージを求めるようになるだろう。
OSの移行には「データ移行」が付き物だが、その業務負荷の高さに悩まされているIT管理者は多いだろう。Windows 11への移行を進める前に知っておきたい、「データレスPC」の有効性や、導入で得られる“プラスα”のメリットを解説する。
技術や市場の変化が激しい自動車業界にあって、長年、数多くの自動車メーカーに部品を供給してきた東海理化。同社は変化に柔軟に対応するためのDX推進に当たって、これまで運用してきたレガシー仮想環境からの移行を断行する。
ハイブリッド/マルチクラウドへ移行する企業のIT環境だが、クラウド同士の連携は複雑な上に、運用も非効率になりがちだ。そこで、この問題を解消するためのハイブリッド/マルチクラウドプラットフォームを紹介する。
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
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