2015年03月19日 08時00分 UPDATE
特集/連載

2014年の国内市場は対前年比で193%増市場調査で分かった、オールフラッシュストレージの導入状況とその使い所

主要ベンダーが相次いで発表するオールフラッシュストレージ製品。次のストレージ環境として、オールフラッシュストレージ製品がどれくらい有力な選択肢となるのかを市場調査の結果を踏まえて考察する。

[翁長 潤,TechTargetジャパン]

 現在、SSD(ソリッドステートドライブ)をはじめフラッシュメモリを活用するストレージ製品が市場に多く登場している。特にデータの永続的な保存先となるプライマリストレージとして、ディスク容量の全てをフラッシュメモリでまかなう「オールフラッシュストレージ(AFS)製品」が相次いで発表されている。

 AFSでは、従来のHDD搭載ストレージと比べてデータの読み込み・書き込み処理を高速化できる。また高速化に際して、従来必要とされるアプリケーションやデータベース(DB)のチューニングが不要になるというメリットもある。一方、「書き込み回数の上限」「HDDとの容量単価の差」などの問題も指摘されている。

photo TSR シニアアナリスト 幕田範之氏

 そんな中、テクノ・システム・リサーチ(以下、TSR)は2015年2月、オールフラッシュストレージ市場に関する調査リポート「主要メーカーのAll Flashストレージ展開戦略」を発表した。同リポートでは、AFS製品を提供する主要ベンダー5社、HDD/SSD混在のハイブリッド型ストレージ製品やHDD搭載ストレージ製品を提供するベンダー13社に対するヒアリングやアンケート調査の結果を紹介している。また、ワールドワイド/日本国内のストレージ市場全体におけるAFS市場の位置付けやHDD搭載ストレージとのコスト比較、AFSを基盤に採用するアプリケーションの種類などをまとめている。

 本稿では、調査リポートの概要とともに調査を実施したTSRのシニアアナリスト 幕田範之氏に聞いたAFS市場の実態、今後の予測などを紹介する。ストレージ環境の次期リプレースの際、AFSはどれくらい有力な選択肢となるのかを考察する。

市場予測:2014年は対前年比で193%増、2022年には1100億円の市場規模に成長

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