「液冷方式」普及も――2016年データセンターを変える8つのトレンドIoT、DCIM、オープン標準サーバなど(1/2 ページ)

データセンター施設は巨大な変化の波にさらされており、オープン標準やDCIM(データセンターインフラ管理)といったトレンドが流行する一方で、各種の新技術が機器密度と電力の限界を押し上げている。

2016年01月06日 08時00分 公開
[TechTarget]
データセンター内部 TechTargetジャパン「潜入! 写真で分かる「Facebook」の巨大データセンター」より《クリックで拡大》

 ほとんどのデータセンターは、今後5年間で物理スペースを少なくとも30%削減できるだろう。これは2020年まで続くと予想されるデータセンターの新たなトレンドの1つだ。

 米調査会社Gartnerでリサーチディレクターを務めるエンリケ・チェッキ氏によると、機器の高密度化や仮想化、コロケーション施設への移転、クラウドコンピューティングといったトレンドはいずれも、データセンターの運用に影響を及ぼしているという。

 データセンター管理者は現状に甘んじることなく、高密度化およびそれが電力、冷却、スペースに及ぼす影響について考えなければならない。さらに、セキュリティも絶えず考慮に入れる必要がある。

       1|2 次のページへ

ITmedia マーケティング新着記事

news149.jpg

最も利用率の高いショート動画サービスはTikTokではない?
ADKマーケティング・ソリューションズは、ショート動画に関する調査結果を発表しました。

news131.jpg

古くて新しいMMM(マーケティングミックスモデリング)が今注目される理由
大手コスメブランドのEstee Lauder Companiesはブランドマーケティングとパフォーマンス...

news087.png

Yahoo!広告 検索広告、生成AIがタイトルや説明文を提案してくれる機能を無料で提供
LINEヤフーは「Yahoo!広告 検索広告」において、ユーザーが誘導先サイトのURLを入力する...