あなたの情報を集める“スマート家電”、ベンダーが陥る罠とは?最も注意すべきはデータプライバシー

IoT(モノのインターネット)に接続する機器を視聴に投入したい企業は目先のビジネスチャンスに目がくらんで、簡単なトラップにあっさりとかかったりする。そんなみじめなことにならない3つのポイントを確認する。

2016年03月18日 12時00分 公開
[Ed BurnsTechTarget]
スマート家電市場に参入しようとするベンダーは焦るあまり肝心のことを忘れがちだ。その市場で成功しようと思ったら、パナソニックのように罠にかからない心構えに留意しなければならない《クリックで拡大》

 スマート家電市場が急成長し、ベンダーやサービス事業者に新しい大きなビジネスチャンスをもたらしている。だが、2016年2月に米国で開催したカンファレンス「IoT Data Analytics & Visualization」で講演した専門家は、「企業はこの新興市場を開拓する上で、よくある落とし穴を避けなければならない」と警告した。

 企業が最も注意すべきことの1つとして、データプライバシーがある。ホームセキュリティを扱うADTで行政対応担当副社長兼最高プライバシー責任者のポール・プロフチャン氏は、顧客データを分析するときは透明性を確保することが重要だと語った。

ITmedia マーケティング新着記事

news179.jpg

広告クリエイティブ制作後の確認をAIが支援 サイバーエージェントが「極予測やりとりAI」を提供開始
広告主企業との確認作業を効率化。当日入稿・当日配信も可能になるという。

news174.png

世界の業務アプリ導入数は1社当たり平均93、日本は最少の35――Okta調査
業務アプリの利用動向に関する年次調査の結果です。

news024.png

「ECプラットフォーム」 売れ筋TOP10(2024年3月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。