2013年 検索キーワードランキング(セキュリティ編)
2013年、読者が最も検索したセキュリティキーワードは?
モバイルやクラウドといったトレンドものから、暗号化、ファイアウォールといった定番ものまで――。2013年に検索されたセキュリティ関連キーワードのトップ10を紹介します。
- モバイルデバイス管理(MDM)
- HDD暗号化
- ファイアウォール
- Java
- Windows 8
- SkyDrive
- クラウド
- Dropbox
- 統合脅威管理(UTM)
- セキュリティ資格
ランキングの作成方法
検索エンジンからTechTargetジャパン記事へのアクセスについて、入力されていた検索キーワードを一覧にし、セキュリティ分野の製品名や、「セキュリティ」「安全性」といった語句を含む検索キーワードをセキュリティ関連としてピックアップ。上位10件の検索キーワードからランキングを作成しました。
最も検索されたのは「MDM」
2013年に最も検索されたセキュリティ関連のキーワード上位10件のランキングを上に示しました。顔ぶれを見ると、モバイルやクラウドといった比較的新しいキーワードと、定番ともいえるキーワードが同居していることが印象的です。
1位となった「モバイルデバイス管理(MDM)」は、複数の端末に設定を一括適用するといった管理機能に加え、端末内のデータをリモート操作で消去する「リモートワイプ」などのセキュリティ機能を持つ製品です。携帯電話事業者との契約の際にセットで導入するなど、会社支給のスマートデバイスの標準的なセキュリティ製品として位置付けるユーザー企業も少なくありません。このため読者の関心が高く、多く検索されたと推察できます。
TechTargetジャパンは2013年、MDM製品/サービスの比較記事を4回にわたって掲載。複数種類のOSやデバイスが混在するマルチデバイス時代を踏まえ、対応OS/端末の全てで確実に利用できる共通機能を中心に比較をしました。
「HDD暗号化」など定番キーワードもランクイン
2位に入ったのは「HDD暗号化」でした。スマートデバイスの普及が進んだとはいえ、営業スタッフなど外回りの従業員が主に利用するのはノートPCだというユーザー企業は多いでしょう。持ち出しノートPCからの情報漏えいに対する懸念がなかなか払拭できないことから、その有力な対策となるHDD暗号化への関心が引き続き高いようです。2014年4月のWindows XPサポート終了に伴い、Windows 7やWindows 8/8.1への移行を検討するユーザー企業の中には、Windows 7/8/8.1が搭載するHDD暗号化機能「BitLocker」と市販のHDD暗号化製品との違いを把握したいというニーズが多かった可能性もあります。
3位には「ファイアウォール」、9位には「統合脅威管理(UTM)」と、ネットワークセキュリティ製品2種がランクインしました。ファイアウォール自体は目新しいキーワードではないのですが、アプリケーションやユーザー単位の制御機能を持つ「次世代ファイアウォール」の充実を受け、既存のファイアウォールからの置き換えを図るユーザー企業が多く、検索数の増大につながったことが伺えます。1台で幅広いセキュリティ機能をまかなえるUTMは、中堅・中小企業を中心に根強い人気があります。
「Java脆弱性」「Windows 8セキュリティ」も関心の的に
4位に入った「Java」は、個人だけでなく企業でも幅広く利用されているJavaの脆弱性が相次いで明るみに出たことから、多くの読者が高い関心を示しました。Javaの脆弱性を突く攻撃を回避する素朴かつ有効な方法として、Javaのアンインストール方法を検索する読者も少なくありませんでした。
5位には「Windows 8」がランクイン。上述したように、サポート終了が迫るWindows XPからの移行先の検討材料として、Windows 8のセキュリティ機能を確認しておきたいと考える読者が多かったようです。
「Dropbox」に頭を抱えるセキュリティ担当者
「Dropbox」をはじめとするコンシューマー向けのオンラインストレージサービスを、仕事で利用する従業員は少なくないでしょう。一方、情報漏えい防止の観点から、こうしたサービスの利用に制限を掛けたいと考えるセキュリティ担当者も多いはずです。ランキングでは、6位に「SkyDrive」、8位に「Dropbox」と、オンラインストレージのセキュリティに関する検索キーワードが2つ挙がりました。こうしたコンシューマー向けサービスをIT部門の許可なく利用する「シャドーIT」にどう対峙するかは、今後の企業にとって大きな課題となりそうです。
日々新たな脅威や製品/技術を追うセキュリティ担当者にとっては、スキルやノウハウの向上も重要な仕事となります。10位に「セキュリティ資格」がランクインしたのは、こうしたセキュリティ担当者の意識を反映したものだといえます。
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