「Skype for Business Online」は「Microsoft Teams」に切り替え、Microsoftが考えるコラボツールの近未来コラボレーションはチームメッセージングが主流に

Microsoftは今後数年間かけて「Skype for Business Online」を段階的に「Microsoft Teams」に移行し、「Office 365」用のコミュニケーションクライアントとする方針だという。

2017年10月05日 05時00分 公開
[Antone GonsalvesTechTarget]

 Microsoftは「Skype for Business Online」をコラボレーションサービスの「Microsoft Teams」に移行する。このビデオ会議ソフトウェアをオンプレミスまたはクラウドベースの電話用に使っている企業は、大きな影響を受ける見通しだ。

 Skype for Businessのユーザーインタフェース(UI)はTeams UIに切り替わる一方で、Teamsの音声・ビデオ通信機能を支えるSkype通信インフラは継続する。Microsoftは、米国フロリダ州オーランドで開催したカンファレンス「Microsoft Ignite」で2017年9月25日にこの発表を行った。

 変更のスケジュールについては「いずれ」と説明し、日程は明らかにしていない。だがアナリストは、2020年までにSkype for Business Onlineは姿を消すと予想する。

 Teamsは、約6000万の有料会員をもつ同社のクラウド型オフィススイート「Office 365」の中核的な通信クライアントになる。だからこそ、この変更は重要だ。

Skype for Business Serverの行方は

ITmedia マーケティング新着記事

news024.png

「ECプラットフォーム」 売れ筋TOP10(2024年3月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

news090.jpg

GoogleがZ世代のローカル検索でInstagramやTikTokに敗北 なぜこうなった? これからどうなる?
Googleは依然として人気の検索サイトだが、ことZ世代のローカル検索に関しては、Instagra...

news056.png

DE&Iに関する実態調査 「公平」と「平等」の違いについて認知度は2割未満
NTTデータ経営研究所がNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューションと共同で実施...