「できたらいいな」が実現
真顔で購入を考えたくなる「Office 2013」の“とっておき機能”10選
「Microsoft Office」の機能はもう完成されていて最新バージョンにアップグレードする必要はない――そう思っているユーザーが真顔で購入を検討したくなる「Office 2013」の便利機能を紹介する。
米Microsoftの「Office 2013」は従来のバージョンアップに比べて、マイナーリリースだと見なす向きもある。だが、Office 2013には新機能が満載だ。本稿では、エンドユーザーとIT管理者の両方に役立つ特に重要なOffice 2013の新機能を紹介する。
ログインがクラウドにリンクされる
Office 2013最大の新機能は、Office 2013にサインイン(ログイン)できる機能だろう。サインインすると、さまざまな機能が使用できるようになる。例えば、「Facebook」「OneDrive」(以下、OneDrive)「YouTube」などを始めとするクラウドサービスにOffice 2013をリンクできる。この機能は、他のクラウドベースのオフィスソフトとの差別化に一役買っている。
OneDriveとの統合
Office 2013にサインインすると、Office 2013をOneDriveに接続できる。OneDriveはMicrosoftのコンシューマー向けクラウドストレージサービスである。Office 2013でサポートされているだけでなく、Microsoft Officeドキュメントを保存するデフォルトの場所にも設定されている。
OneDriveは、ファイル共有とソーシャルコラボレーションに関してMicrosoftが新たに注力している分野の1つでもある。Microsoftが最近「Office 365」ユーザーのストレージ上限を引き上げたことに留意されたい。
使用可能なデバイスの幅が広がる
OneDriveにドキュメントを保存することで得られる主なメリットは、どのデバイスからでもドキュメントを開いて表示して編集できることだ。
「Windows Phone 8」デバイスでOneDriveを利用すると、その画面にはデスクトップPCで最近作業したファイルが表示される。Windows PhoneにはMicrosoft Officeが組み込まれている。そのため、Windows Phoneでドキュメントを開いて編集することが可能だ。さらに、Windows Phone 8版のMicrosoft Officeドキュメントを新しく作成することもできる。
もちろん管理者には、モバイルデバイスのセキュリティ機能を使用してWindows Phone 8デバイスの動作を制御することをお勧めする。
Officeのアプリストアで公開されている豊富なユーティリティ
Office 2013には専用のアプリストアがある。このストアから、各種Office製品に対応したさまざまなアプリを入手できる。アプリを利用すると、Office 2013のネイティブ機能が拡張される。
例えば、新しい種類のグラフを追加する「Microsoft Excel」(以下、Excel)アプリがある。Office 2013のアプリストアでは、「Microsoft Outlook」用の配送状況追跡アプリ、「Microsoft Word」(以下、Word)用の電卓アプリなどが公開されている。これは、ほんの数例にすぎない。何より素晴らしいことに、ほとんどのアプリは無料で利用できる。
Office 2013のアプリストアを「Windowsストア」と混同しないよう注意されたい。Windowsストアでも、エンタープライズクラスのツールを提供している。
前回終了した位置から作業を再開できるWordの機能
何ページにも及ぶ文書で作業をしていると、1回で作業を完了できないこともあるだろう。Office 2013ではWord文書内の位置を自動的に追跡する機能が導入されている。この機能を使用すると、次に文書を開いたときに、前回終了した位置から作業を再開できる。
Officeドキュメントの校閲機能が向上
Office 2013に加えられた実に優れた変更の1つは、「注釈」機能が大幅に簡素化されたことである。以前のバージョンでは、何度も編集作業を行うと、ドキュメントが読みにくくなり、判読不可能に近い状態になっていた。変更履歴の機能を使用するとドキュメントの表示が乱雑になり、コメントも邪魔になることがあった。
Office 2013では、変更箇所を示すのに赤い印が使用される。それだけだ。必要に応じて変更内容を表示することは可能だ。だが、変更されたセクションを確認するだけで十分なら、赤い印を探せばよい。
コメントも大幅に簡素化された。コメントが付いている箇所は示されるが、コメントの表示/非表示は必要に応じて切り替えられる。Office 2013では、コメントへの返信も容易になった。しかも、コメントを右クリックして完了に設定することもできる。
PDFエディタを実装
もう1つの歓迎すべき機能はPDFの編集機能だ。以前からドキュメントをPDFファイル形式で保存する機能は存在していた。だが、Office 2013を完全にインストールすれば、PDFファイルを開いて編集することが可能になる。
Excel 2013でグラフ作成が容易に
Excel 2013では、グラフ作成がかつてないほどに容易になった。データの範囲を選択するだけでグラフを作成できる。
後はリボンの「挿入」タブで、「おすすめグラフ」ボタンをクリックするだけだ。選択したデータに基づいて、お勧めのグラフが表示される。また、グラフの種類ごとにグラフデータのプレビューも表示される。
IT管理者はExcelの「ピボットテーブル」を使用してライセンスの追跡管理やサポート内容の報告を行うことが多い。最も判読しやすい形式を選択すれば時間とコストを節約できる。
OneDriveでOfficeドキュメントを共有できる
Microsoft Officeドキュメントを共有する必要がある場合は、「ファイル」メニューをクリックしてから「共有」をクリックすればよい。この操作を行うと、ドキュメントにアクセスするユーザーを招待できる。なお、この機能を使用するにはドキュメントをOneDriveに保存しておく必要がある。
Word文書がタッチスクリーンに適した表示になる閲覧モード
タッチスクリーンデバイスの普及が進んでいる。この状況に対応するため、Word 2013には「閲覧」ビューが用意されている。これはタッチスクリーンで使用するのに最適なモードだ。閲覧ビューではWord文書の印刷版が拡大表示される。スワイプ操作でページを移動できる。
閲覧ビューでは、タッチ操作用に最適化されたメニューも利用できる。このようなメニューを使用すると、文書の検索などの簡単なタスクを行える。
「Windows 8」はタッチ操作を中心に設計されているため、使用をためらう動きもある。だが、Microsoftは「Windows 8.1 Update」で、タブレットや複数のデバイスを併用するユーザーに対応するための機能を導入している。
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