既に多くの企業がプライベートクラウドやパブリッククラウドの活用を本格化し始めていますが、その主流はIaaS型です。膨大な工数を掛け、IaaS基盤上にミドルウェアを調達・構築していくため、得られる恩恵は限定的なものかもしれません。また、基盤調達と構築は開発からテスト、運用という各フェーズで必要となり、その負荷は膨大なものです。これら全てのフェーズでの生産性や効率を考えれば、やはりPaaS型のパブリッククラウドや、オンプレミスでもその恩恵を引き出すことができるPaaS型の垂直統合型プラットフォームを検討すべきでしょう。
本セミナーでは、本当に使えるクラウド基盤とはどのようなものなのか、運用導入において留意すべき点や、それを解決するための最新のソリューションについてご紹介します。
開催概要 | |
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タイトル | ベストオブブリード vs. 垂直統合 ──IT基盤モダナイゼーションの本命は? |
日時 | 2013年8月2日(金) 14:00〜17:00(受付 13:30〜) |
会場 | ハーモニアス・コンピテンス・センター JR品川駅 港南口より徒歩約3分 京浜急行品川駅 高輪口より徒歩約5分 |
定員 | 50名 |
対象 | 経営者、経営企画の方、社内情報システムの運用・方針策定をする立場の方 SIerおよび企業情報システム部門の企画担当者、運用管理者 など ※主催企業の競合企業にお勤めの方のお申し込みはお断りすることがございます。 ※申込多数の場合、対象の方を優先させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。 |
参加費 | 無料 |
主催 | 株式会社 日立製作所 |
協力 | アイティメディア株式会社 ITmedia エンタープライズ編集部 |
※講演内容、登壇者が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。 |
プログラム | |
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13:30〜 | 受付 |
14:00-14:10 | 主催者挨拶 |
14:00-14:40 | 基調講演:IT部門の革新と攻めのビジネス価値創造:統合型プラットフォームがもたらす効果 |
多くの企業は「事業収益力の強化」を重要な経営課題としてとらえています。そのためには「商品開発力/マーケティング力の強化」「環境変化へのスピーディーな対応」などを通して新たなビジネス価値を創造する必要があります。IT部門の多くは経営課題に呼応してIT基盤の「運用管理効率化」「サービス提供迅速化」の重要性を認識しています。しかし、課題解決に向けた本質的かつ具体的なアプローチがなされていないケースが多いことを示唆する調査結果が出ています。本講演では「企業収益力の強化」に資するIT基盤を構築する上で、統合型プラットフォームがもたらす効果について解説します。 講演:福冨 里志 氏 IDC Japan株式会社 サーバー リサーチマネージャー |
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14:40-15:10 | 特別講演:基幹業務システムの仮想化を成功させるには |
最近では、OracleやExchange、SAPなど多くの基幹業務システムが VMware vSphere上で運用されています。この背景には、性能、可用性、コスト、ライセンシング、運用管理、災害対策などの検討課題に関するベストプラクティスが整備され、基幹業務システムを安心して仮想化できる環境が整ったということがあります。本講演では、これらのベストプラクティスをお客様の事例を交えつつ解説するとともに、垂直統合型プラットフォームとVMware vSphereで基幹業務システムを仮想化するメリットについて紹介します。 講演:西田 和弘 氏 ヴイエムウェア株式会社 システムズエンジニアリング本部 シニア スペシャリスト |
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15:10-15:20 | 休憩 |
15:20-16:00 | 主催社セッション:ビジネス変革の鍵!! 時代が求める垂直統合型プラットフォームとは!! |
業務単位の拡大を目的として、オープンシステムをオンプレミス形式で構築された時代から、低成長時代に向けて仮想化技術によりITシステムのサーバ統合が進みました。一方で、企業競争に打ち勝つためにM&A,グループ統合を行いながら、新商品、新業務のスピーディな立上げ要求にITは応える必要が出てきました。このようなユーザー企業の要求に対しベンダー側は垂直統合型プラットフォームをリリースすることで応える状況になっています。日立は長年にわたって膨大な数のシステム構築・運用に携わってきており、日本企業ならではの要求も熟知。本講演では、簡素化された運用管理のデモや適用ケースを交え日立のノウハウを凝縮した垂直統合型プラットフォーム「Hitachi Unified Compute Platform」(UCP)についてご紹介します。 講演:吉村 誠 氏 株式会社 日立製作所 ITプラットフォーム事業本部 プラットフォーム販売推進本部 販売戦略部 担当部長 |
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16:00-16:10 | 休憩 |
16:10-16:50 | パネルディスカッション:仮想化技術/クラウド活用の現状とPaaS型垂直統合プラットフォームの可能性(仮) |
言うまでもなく、仮想化技術やそれが実現するクラウドコンピューティングの恩恵は、コスト低減だけではありません。素早くITリソースを用意できるほか、あらかじめ負荷を予測できない用途にも適しており、負荷に応じてリソースを増やせる「迅速さ」や「柔軟さ」が最大の売り物です。 多くの日本企業が仮想化技術を活用して共通基盤≒プライベートクラウドを構築したり、パブリッククラウドも本格的に活用し始めていますが、多くの場合、ハードウェア、OS、およびネットワークをサービスとして提供するIaaSにとどまっているのが現状です。既存のシステムや組織を抱える企業としては現実的な選択肢でしょうが、過渡的なソリューションの感は否めません。 本パネルディスカッションでは、企業における仮想化技術/クラウド活用の現状と課題、あるべき姿を議論し、企業はどんなアプローチで取り組めばいいのかを訴求できればと考えています。 パネリスト: IDC Japan株式会社 福冨 里志 氏 ヴイエムウェア株式会社 西田 和弘 氏 株式会社日立製作所 吉村 誠 氏 モデレーター: アイティメディア株式会社 浅井 英二 |
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16:50-17:00 | 質疑応答 |
※講演内容、登壇者が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。 |
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