5G導入は急ぎ過ぎ? 複数の機関が5Gの健康リスクを指摘Computer Weekly日本語版

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2019年06月19日 10時00分 公開
[ITmedia]

5Gの安全性は研究不足

 5G携帯電話サービスは、2020年までに欧州連合(EU)全加盟国の少なくとも1主要都市で提供される見通しだ。2025年までには欧州全人口の4分の3が5Gを利用できるようになると予想される。

 だが、5Gによって発生する電磁放射線が健康に及ぼす長期的な影響について十分に検証しないまま5G導入を急ぐべきかどうかについて、論議が巻き起こっている。

 5Gはミリ波帯と呼ばれる周波数帯を使う。ノイフェルト氏によると、ミリ波帯が人に及ぼすリスクについての研究はほとんど行われておらず、そうした研究が必要だという。

 ドイツで環境政策の専門家として有名なエルンスト・フォン・バイツゼッカー氏はさらに急進的で、リスクについて理解できるまで5Gの導入を遅らせるよう求めている。

 その他、各種研究機関の専門家が指摘する5Gの懸念とは?

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