過去のComputer Weeklyから人気があったものを改めて紹介します。
そろそろIT部門の人々は、次の難しい問いを自分に投げ掛けるときが来ているのではないか。「Windowsより、もう少しましなものはないのか?」と。
Windowsの直接的なライバルは明らかに「macOS」だ。Appleは「iPhone」の成功を足掛かりとして、上位機種のノートPCの世界にまで進出しようとしている。上位のモデルには、大抵の企業が導入しているノートPCよりも洗練された機能が数多く搭載されている。
ただし、macOS(旧「Mac OS X」「OS X」)は「BSD」(Berkeley Software Distribution)のUNIXカーネルから派生したOSだ。昔から使われてきたOSなので、ユーザーインタフェースやカーネルは異なるといっても、Windowsと同じくファット(機能の豊富な)クライアントアプリケーションもサポートする。
ここで登場するのが、Googleの「Linux」ベースのOS「Chrome OS」だ。「Chromebook」でブラウザの「Chrome」を実行するよう設計されているこのOSは、ビジネス界である程度の勢力を示し始めている。
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