ダウンロード無料のPDFマガジン「Computer Weekly日本語版」提供中!
Microsoftへの依存度を下げようと考え始めたのは数年前のことだ。きっかけは、「Windows as a Service」という見当違いのモデルへの不満と、ますます平凡で、往々にして終わりのない「Microsoft 365」の肥大化によってMicrosoftが注意をそらそうとしていると不満を感じたからだ。
最終的には、「Microsoft Teams」を次のロックインポイントとして準備していることが明確になった時点で結論を出した。Microsoftの「生産性ソリューション」が生活を複雑にし、足を引っ張り、イノベーションを損なっていると気付いたのは同時期だった。
結局、「Google Workspace」なるものに切り替えた。これは新鮮な体験だった。テクノロジーが突如邪魔ではなくなり、物事を成し遂げることに専念できるようになった。協調性と効率が上がり、気が散るものが少なくなった。Microsoft 365からGoogle Workspaceへの移行の過程で数台のPCが「Mac」に置き換わった。
そして、macOSでもLinuxでもないOSとの出会いが脱Microsoftを加速させた。